風邪をひくことにより嗅覚障害や味覚障害など食べ物の風味に直接関係した障害があげられます。また、風邪による食欲低下、発熱による脱水などを原因とする唾液分泌低下、鼻がつまるため口呼吸による口の乾燥、舌の炎症なども考えられます。なかでも鼻閉による嗅覚障害は、食べ物の風味を低下させる原因になります。また、風邪による体力消耗や治療のための薬剤服用が、味覚に重要な働きをする亜鉛体内から失わせる原因となります。
風邪をひくことにより嗅覚障害や味覚障害など食べ物の風味に直接関係した障害があげられます。また、風邪による食欲低下、発熱による脱水などを原因とする唾液分泌低下、鼻がつまるため口呼吸による口の乾燥、舌の炎症なども考えられます。なかでも鼻閉による嗅覚障害は、食べ物の風味を低下させる原因になります。また、風邪による体力消耗や治療のための薬剤服用が、味覚に重要な働きをする亜鉛体内から失わせる原因となります。
よく噛むことは、食材に特有の味を味わったり、さまざまな栄養成分をうまくとり入れることと深く関係しています。奥歯でよく噛み、唾液としっかり混ぜ合わせてはじめて、奥歯近くに存在する多くの味蕾を刺激して味をよく感じられます。スルメは、噛めば噛むほどうまみ成分が長く味わうことができます。
最近のお笑い芸人でご飯を2時間かんでいるとその先においしさがでると言っていました。トライしてみては・・・・
食べ物が美味しいと感じるのは単に味覚だけではなく、食べ物の香り、温かさ、形、硬さその他のさまざまな感覚が混ざり合った結果として認識されるからですが、その感覚が阻害されるためです。
また、入れ歯によって舌の動きが悪くなり、唾液の出が悪くなったり、食べ物がうまく口の中で動けなくなったりして味蕾が味の刺激を受けにくくなることもあります。入れ歯を上手に使いこなすことによって十分回復しますのでがんばりましょう!
あごを動かしてよくかむことで、脳にある満腹中枢が働いて食べすぎを防止できます。つまり太った人で早食いが多いです。そしてかめば唾液がたくさんでるので口の中がきれいになって、むし歯も防げます。
たくあん入り台湾風卵焼き
漬物を卵や肉と組み合わせるのが台湾風。粗みじん切りにしたたくあんなどを卵に混ぜて焼くだけのシンプルなレシピで、たくあんの塩気を甘みがあるので調味料は必要ありません。
(インプラントとは?)
顎の骨に打ち込んだ金属を支えに人工の歯を作り、失った歯の代用とする人工歯根のことです。使われる金属はチタン製で骨結合型(オステオインテグレーション)インプラント型が主流で、約40種類あります。
(利点)
・ブリッジのように隣の健全な歯を削る必要がない。
・義歯のように大きくないので会話や味覚への影響が少ない。顎の骨に固定するので違和感が少なく、天然歯とほぼ同等の感覚で食事ができる。
・義歯の留め金をつけないので見た目がよい
・義歯をわずらわしさがない
(欠点)
・保険の適用外のため高額
・手術を伴うため全身状態や埋め込む場所の状態などいろいろな条件が整っている必要がある
・顎の骨の量が不足していると治療が大がかりになったり入れることができなくなる
・歯並びや顎の関節などの条件が悪いと何段階もの手順が必要となり時間がかかる
・成功率は、高いとはいえ100%ではなく、長持ちせずやり直しが必要なことがある
・天然歯と比べ、歯根膜という歯のクッションに相当するものがないので、無理な力に弱い。知覚がないため無理な力で噛み過ぎてしまうことがある
・感染に対する防御能力が劣り、注意深い歯ブラシによる清掃が必要
(リスク)
・手術直後の下顎で神経麻痺によるくちびると周囲歯肉の知覚異常、感染による膿瘍(化膿)や骨髄炎(骨の炎症)などが起きることがある
・上顎洞という骨の空洞があるため副鼻腔炎(鼻の中の炎症)を起こすことがある
条件は患者さんごとに違うので、歯科医院に相談するとよいでしょう
お口の中は適度の温度、湿度、たくさんの栄養分があるため、細菌にとっては住み心地のよい場所になる。お口の中には、悪い細菌ばかりいるのではなく悪い細菌が増えるのを抑える細菌もいる。お口の中に細菌を0にすることはできないため退治するより活動を抑えることが大切である。それがプラークコントロールです。自分にあった歯ブラシの方法を歯科医院で教えてもらうことをお勧めします。
山陽新聞 2007.3.24
乳幼児期には、口のそばにきた指や物を無意識に吸ったり、何でも口に持っていきしゃぶったりします。これは目と手の協調運動の学習とともに、いろいろな物をしゃぶって形や味などを学習するためと考えられています。しかし、指しゃぶりを4歳すぎても続けると上の前歯が出たり奥歯をかみ合わせても前歯に隙間ができ不正咬合を引き起こしたりして飲み込む時に舌を上下の前歯の間に入れる悪い癖がついたり、発音に問題が出てきます。
対応としては、昼間外で遊んだり運動したりさせて寝付きをよくしたり、眠るまでの間に手を握ったり、本を読んだりしてみてください。
山口新聞 2007.4.11
口腔ケアとインフルエンザ予防との関係について、高齢者の口腔ケアに詳しい北海道医療大学歯学部の越野教授は「口の中には700種ともいわれる微生物がおり、未知の病気を含めて全身に影響を与える病気の原因菌が、常にたくさんいると思っていよい。菌の数を増やさないよう、口の中を常に清潔に保っておくことが、全身の健康のために望ましい。