北大は8日、2017年度一般入試前期日程の合格者を発表し、計2068人が待ち望んだ「春」をつかんだ。
札幌市北区の北大構内では、午前9時に合格者の受験番号が掲示された。自分の番号を見つけた受験生からは次々に「やった」と歓喜の声が上がり、在校生が胴上げして祝った。
前期合格者のうち、道内高校出身者の割合は前年度より0・6ポイント低い39・9%で、記録の残る1990年度以降で最も低かった。
北大は8日、2017年度一般入試前期日程の合格者を発表し、計2068人が待ち望んだ「春」をつかんだ。
札幌市北区の北大構内では、午前9時に合格者の受験番号が掲示された。自分の番号を見つけた受験生からは次々に「やった」と歓喜の声が上がり、在校生が胴上げして祝った。
前期合格者のうち、道内高校出身者の割合は前年度より0・6ポイント低い39・9%で、記録の残る1990年度以降で最も低かった。
今年の1月、スイスで開かれた世界経済フォーラムの年次総会にて、トヨタ自
動車やホンダ、独ダイムラーなど世界の自動車やエネルギーなど大手13社は、
燃料電池車(FCV)などで水素エネルギーの利用を促す新団体「水素カウン
シル」を発足すると発表しました。
水素を使う発電は二酸化炭素(CO2)を出さず、環境への負荷が低い次世代
エネルギーとして注目されており、水素と酸素を反応させて取り出した電気を
動力源にして走るFCVは走行時に水しか出さないため「究極のエコカー」と
呼ばれています。世界的な環境規制の高まりから各社ともFCV開発に乗り出
していて、トヨタ自動車が2014年12月に世界で初めて「MIRAI」を発売した他、
ホンダも2016年3月に「クラリティ フューエル セル」の市販を開始しました。
しかし、FCVには、
・水素の製造過程で二酸化炭素が排出される。
・燃料電池の製造コストが高いため、車両価格が高くなる。
・燃料を充填する水素ステーションの普及が遅れている。
・燃料となる水素そのものが高い。
等のデメリットがあります。「水素カウンシル」はこれらのデメリットを解消
するため、利害が一致する大手企業が連携し、普及を促すための活動を強化す
ることを目的としています。
そんな中、米国・カリフォルニア州では水素を自動車の燃料として供給する
インフラ整備が進んでいます。
例えば、カリフォルニア州では、業界団体が水素ステーションをロサンゼル
ス市内に集中させるという計画で整備を進めています。カリフォルニア州では、
水素ステーションの約25ヵ所の大半がロサンゼルス市内にあり、局所的ではあ
りますが、インフラ整備がFCV普及を促し、それがインフラ整備を加速させ
るという好循環が起きています。
また、日本の水素価格が1キログラム当たり約1,000円であるのに対し、カリ
フォルニア州では約1,900円と日本の約2倍です。これはステーションの運営会社
が利益を得やすい水準になっているためです。
さらに、カリフォルニア州は日本よりも安全基準の規制が緩く、水素ステー
ションの建設費用は日本の半分程度の2億~3億円です。
これらのように、米国は日本よりFCVの普及を進める条件が整っています。
安倍首相は今年の施政方針演説で、「水素エネルギーは、エネルギー安全保
障と温暖化対策の切り札です。これまでの規制改革により、ここ日本で、未来
の水素社会がいよいよ幕を開けます。」と語っています。日本が水素社会の分
野で世界のリーダーシップを取れる存在になることを期待します。
ノロウイルスが各地で猛威を振るっている。10~11月には、病原性大腸菌 Oオー 157が原因の集団食中毒が発生した。ウイルスと細菌は、どのような違いがあるのか。
「細菌は生き物だが、ウイルスは生き物ではない。この点が最も大きな違い」と東京大学教授の畠山昌則さん(微生物学)は話す。
生き物は食べ物を摂取しエネルギーを作り、自力で子孫を残す能力が最低限必要。細菌は一つの細胞が個体として生きる単細胞生物で、分裂して子孫を残すことができる。
一方ウイルスは、自分の体を作る「設計図」(全遺伝情報=ゲノム)がたんぱく質の殻に包まれているだけの構造で、自力で増えることはできない。他の生物の細胞を乗っ取り「工場」として利用し、自分の複製(クローン)を大量に作り出す。「企業に例えると、生産工場を持つのが細菌、設計部門しかないのがウイルスです」と畠山さん。
大きさにも差がある。例えば大腸菌は長さが1ミリ・メートルの約1000分の3だが、インフルエンザウイルスは1ミリ・メートルの1万分の1しかない。
病気を引き起こす仕組みも異なる。細菌は毒素で細胞を死なせ、ウイルスは細胞に侵入して破壊する。
約1万種ある細菌のうち、肺炎球菌やピロリ菌などは人体に害を及ぼす病原細菌だ。病原性大腸菌O157なら「ベロ毒素」が大腸や毛細血管の細胞に入り込み、細胞を死に追いやる。その結果、腸管出血を引き起こし、症状が進めば死に至る場合も。病原細菌による病気には、抗生物質や合成抗菌薬などが有効だ。
数千万種以上確認されているウイルスも、病気を起こす数百種が知られている。侵入(感染)した細胞の中で自らのクローンを大量に作り、細胞を破壊し次の細胞に侵入、増え続ける。破壊された細胞が一定数以上になると、感染部位に応じて症状を引き起こす。インフルエンザにかかるとせきなどの症状が出るのは、喉の細胞がウイルス感染するためだ。
ウイルスには抗生物質が効かず、予防ワクチンや治療薬が開発されていないものも多い。畠山さんは「流行期や感染経路を知り、手洗いの励行など予防策を取ることが肝心。デング熱など蚊が媒介するウイルスもあるので気をつけてほしい」と助言する。
水素が高濃度に含まれているなどとして販売されている「水素水」やその生成器の一部商品について、国民生活センターは15日、商品パッケージや広告で健康効果をうたうものがあり、健康増進法や景品表示法などに抵触する恐れがあるとして、業者に文言の改善を要望したと発表した。
同センターは、特に多く流通している水素水10商品と生成器9商品について、パッケージの表示やホームページの商品説明、パンフレットなどを調査。「悪玉活性酸素を無害化する」など、体に効能があると受け取れる表現が計12商品に見つかったという。
これまで水素水で、効能を表示できる特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届け出されたものはない。
8020運動は聞いたことがあるけれど・・・
3010運動とはなんだ?
と思って調べてみると、
宴会の時は始めの30分と
終わりの10分は食事を楽しみ、
食べ残しを減らそうという運動なのだそうです。
忘年会シーズンということもあり、
「へぇ」とうなりました。
せっかく食べるなら、完食したいものです。
激辛唐辛子の大食い大会に参加したサンフランシスコ在住の男性が、食道穿孔を生じたとの報告が、「The Journal of Emergency Medicine」オンライン版に9月29日掲載された。
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校救急医学部のAnn Arens氏らの報告によると、この47歳の男性は、世界で最も辛い唐辛子の一種で、ハバネロの2倍以上の辛さをもつことで知られる「ブート・ジョロキア」を食べた後、激しい吐き気と嘔吐、さらには重度の腹痛と胸部痛が生じたため救急科を受診した。
CTおよび胸部X線検査の結果、食道の周囲に空気が認められ、特発性の食道穿孔が示唆された。挿管を行い、直ちに手術をしたところ、食道に2.5cmの裂傷が認められ、その周辺には液体や食物残渣がみつかった。最終的に、患者は13日間にわたり栄養チューブを必要とし、退院には23日間を要した。
ボブ・ディラン氏への文学賞の授与が話題になっているノーベル賞。日本人
では東京工業大学の大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」に
よって生理学・医学賞に選ばれました。日本人の受賞は3年連続で25人目(米
国籍を含む)。昨年、一昨年が複数名の受賞だっただけに「今年は一人だけ?」
と贅沢な疑問を感じた人も多かったのではないかと思います。
もうひとつの大きな表彰の話題は、フランスで最も栄誉ある勲章とされるレ
ジオン・ドヌール勲章をコメディアンで映画監督の北野武氏が受章したことです。
レジオン・ドヌール勲章はナポレオンが1802年に創設したものですので、
1895年創設されたノーベル賞と比べてはるかに長い歴史があります。
レジオン・ドヌール勲章は外国人でも、元首、首相、政府の構成員、外交官、
実業家、フランスに来訪した芸術家、その他フランスの利益に貢献した人物に
も授与され、日本人はこれまでにおよそ700人が受章したということです。
例えば、最高位の「グランクロワ」は皇族の方や初代総理大臣の伊藤博文、
2等の「グラントフィシエ」は元総理大臣の中曽根康弘氏やトヨタ自動車名誉会
長で日本経済団体連合会名誉会長の豊田章一郎氏、3等の「コマンドゥール」は
ソニー創業者の盛田昭夫氏や元東京都知事の舛添要一氏、4等の「オフィシエ」
はトヨタ自動車社長の豊田章男氏や今回の北野武氏、5等の「シュヴァリエ」は
建築家の安藤忠雄氏や宇宙飛行士の向井千秋氏が受章しています。
北野氏は以前にもフランス芸術文化勲章等を受章しており、いかにフランス
で愛されているかが窺えます。
高齢者は70歳以上――。こんな意識を持つ人が4割に上ることが、4日に閣議決定された2016年版の厚生労働白書に盛り込まれた調査でわかった。世界保健機関(WHO)が高齢者と定義している「65歳以上」とした人は半分の2割。少子高齢化に伴い働くお年寄りが増えたことも影響しているようだ。
厚労省は2月にインターネットを通じて、40歳以上の男女計3千人を対象に調査を実施した。何歳から高齢者になると思うか聞いたところ、「70歳以上」が最も多い41・1%で、「65歳以上」が20・2%、「75歳以上」が16・0%、「60歳以上」が9・8%と続いた。とりわけ60代は半数近くが「70歳以上」と答えた。
65歳以上で働いている人は増え続けており、15年には744万人いた。労働者の総数に占める割合は11・3%で、1970年と比べて約2・5倍になった。厚労白書に記された内閣府の13年の調査では、働きたい年齢について最も多かったのは「働けるうちはいつまでも」の29・5%で、「70歳ぐらいまで」の23・6%が次に多かった。
今回の厚労省の調査では、高齢になっても働くために「企業の高齢者雇用に対するインセンティブ(動機付け)作り」や「希望者全員が65歳まで働ける仕組みの徹底」「ハローワークでの高齢者への職業紹介の取り組みの強化」を求める声が多かった。