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「研究者」人気集める 子どもが就きたい職業

研究者に憧れる子どもが増加中―。クラレは22日、今春小学校を卒業した子どもたちに将来就きたい職業を尋ねた結果、「研究者(理系)」が男の子2位(9・8%)、女の子7位(4・1%)と上位に入った、と発表した。

 担当者は「日本人のノーベル賞受賞者が相次いだことなどで仕事が身近に感じられたのではないか。研究職に興味を持つ子どもが増えれば日本のものづくりを支える力にもなる」と期待している。

 男の子の1位は「スポーツ選手」で18・6%だった。3位は「医師(5・5%)」、4位「ゲームクリエーター(5・2%)」、「エンジニア(5・0%)」と続いた。

 女の子の1位は「教員(8・9%)」で、2位は「医師(6・9%)」。5位には「漫画家・イラストレーター(4・3%)」が入り、担当者は「男の子よりも幅広い分野に興味を持っている」と分析している。

 調査はことし小学校を卒業し、使用済みのランドセルを途上国に寄付する活動に応募した全国の子どもたち約千人を対象に、1~3月に実施した。

ドクターも気にする「医者の不養生」 体だけでなく、ストレス解消で心も健康に

ことわざにもあるように「医者の不養生」とはよく言ったものだ。『ホームドクター』の取材を通じて、これまで実に多くのドクターにお会いしてきたが、話題がプライベートな内容になってよく聞くのが「患者さんには、”生活習慣を改善し、健康のためにも運動は大切ですよ”とお話していますが、自分自身も最近メタボ気味で、健康管理や体型維持のためにも何か運動でも始めなければと思っているんですよ」といった話題だ。すでに医師仲間などと野球やフットサル、卓球やテニス、日常的にマラソンに汗を流しているといったドクターは少なくない。そして、皆さんがほぼ共通して「運動を始めてから体力もアップし、体調もよく、何よりストレスの解消にもなり、毎日の仕事にも前向きになれるんですよ」と話す。また、あるドクターは「高血圧や糖尿病、高コレステロールなどの治療の基本は食事療法や運動療法など、生活習慣の改善が大切ですが、食事のカロリー計算などは正直なところなかなか難しいのが実情と思われます。しかし、体を動かすことは決して難しくありません。よく1日8000歩とは1万歩は歩くようにしましょうといわれるように、歩くだけでもいいと思います」と話す。
 季節は春。すっかり雪も解け、近くの公園を散歩するのもいい。旭川駅前に「イオンモール旭川駅前」ガグランドオープンした。1階から4階まで、全フロアの全店舗を見て歩くだけでも、結構な歩数になること間違いない。ただし、飲食店も数多く出店しているので、おいしい誘惑に勝てそうもないという人には要注意とだけ言っておこう。

水の味 微量成分でおいしさ

人の味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の五つの基本的な味の組み合わせで形作られます。味覚は口に入る食べ物などの成分、特に体に必要な栄養素を見分けるのが目的です。三大栄養素である糖質などは甘味をもたらします。タンパク質は、その成分であるアミノ酸が甘味や酸味、うま味を感じさせます。通常、飲料水や水道水からは五つの基本的な味を感じることはありません。一般に水は無味無臭ということになっています。でも、水の味を感じることもよくあります。なんといっても、のどが渇いたときに飲む水はおいしいものです。水自体に味があるのか、純粋な水である蒸留水を飲んでみるのですが、実は全くおいしくありません。味がないのではなく、まずいのです。
 水のおいしさのもとは、飲料水に含まれるミネラルなどの微量な成分なのです。微量なので塩味も苦味も感じないのですが、でもそれがないと、水の味にならないのです。さらに、水の温度や舌触りもおいしさを感じる要素になっています。程よく冷たい水はおいしく感じます。体に必要不可欠だから、水には確かな味があるのです。
                           北海道新聞 2015.5.25

「2015年旅行・観光競争力ランキング」

 世界経済フォーラムが5月に発表した「2015年旅行・観光競争力ランキング」
で日本は世界で9位と、前回2013年の14位から大幅に順位を上げています。2007
年の調査開始以来過去最高の順位で、「客の接遇」の項目で首位となり、「お
もてなし」の心が高く評価されています。今回から安全面の評価に「テロ発生
率の低さ」と「殺人事件発生率の低さ」が加わり、それぞれ1位、2位だったこ
とも貢献しています。日本は過去の調査に続き、鉄道網の整備や衛生状態、飲
料水へのアクセスなどで高い順位となっています。円安の恩恵もありホテル料
金が71位から36位へと大幅に改善していますが、観光ビザの自由度は111位へと
前回の96位から後退しています。
 調査対象は141の国と地域。ランキング首位はスペインで、以下2位フランス、
3位ドイツ、4位米国、5位英国、6位スイス、7位オーストラリア、8位イタリア、
9位日本、10位カナダの順になっています。1位のスペインは、文化面で観光資
源が豊富なことに加え、旅行者がインターネットで情報を集める傾向が強くな
っているのに対応していることが評価されています。前回首位のスイスは通貨
高などの影響で6位に下がっています。
 2013年に1,036万人と初めて1,000万人を超えた訪日外国人数は、円安やさま
ざまな施策の効果もあり、2014年は3割増の1,341万人に大幅に増加しました。
訪日外国人が2014年に日本滞在中に使った買い物代、宿泊費、飲食費などは合
計で2兆円を超えています。政府は東京オリンピック・パラリンピックが開催さ
れる2020年までに、「訪日外国人旅行者数2,000万人達成」の目標を掲げさらに
促進策を実行するとしています。好調さは今年に入っても続き、2月、3月、4月
と、3ヶ月連続で単月の過去最高記録を更新中です。2015年は1,500万人を超え
る見込みとなっているようです。

サラリーマン川柳決定

壁ドンを 妻にやったら 平手打ち」――。第一生命保険は25日、第28回サラリーマン川柳コンクールで、得票が多かった上位10作品を発表した。「妖怪か ヨー出るヨー出る 妻の愚痴」など、妻や自らへの嘆きを流行にからめた作品が目立った。

 1位は「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」。何とかやせたいと、肥満に悩む男女双方から多くの支持を得た。昨年10~12月に4万138作品の応募があり、入選した100作品について投票を呼びかけた。11万2504票が寄せられた。

 ■サラリーマン川柳の上位10作品

 (1)皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞

 (2)湧きました 妻よりやさしい 風呂の声

 (3)妖怪か ヨー出るヨー出る 妻の愚痴

 (4)壁ドンを 妻にやったら 平手打ち

 (5)記念日に 「今日は何の日?」 「燃えるゴミ!!」

 (6)増えていく 暗証番号 減る記憶

 (7)あゝ定年 これから妻が 我が上司

 (8)オレオレと アレアレ増える 高齢化

 (9)ひどい妻 寝ている俺に ファブリーズ

(10)充電器 あったらいいな 人間用

朝日新聞デジタルselect

早く寝る子は「自分好き」で自信とやる気がある!  文科省

4月30日(木)文部科学省は昨年11月行った「睡眠を中心とした生活習慣
と子供の自立等との関係性に関する調査」の結果を公表した。対象と
なったのは全国の小学5年~高校3年まで8学年で、各学年100校(計800校)
を抽出し、このうち771校の2万3,139人の児童・生徒から毎日の睡眠や
朝食の状況についてなど35項目の設問に回答を得た。結果のなかで、
「午前中の授業で眠くてしかたがないことがよくある」と答えた小学
生は、休日になると起きる時間が2時間以上遅くなることが「よくある」
と答えた児童の24.2%で、遅くなることが「ない」と答えた児童の4倍
近くの高率であった。休日に平日より長く寝ている児童ほど授業での眠
さを感じていて、中学生や高校生も同様の傾向を示した。また、夜早く
寝る子どもはやる気につながる自己肯定感が高い傾向にあることが明ら
かになった。就寝時刻と「自分のことが好きだ」という自己肯定感の程
度との関連を調べたところ、自己肯定感が高い子どもは、午後9時より
前に寝るグループで約2割を占めた。自己肯定感が高い子どもは、就寝
時刻が遅くなるとともに減少し、午前0時前後に寝るグループでは1割
にまで下がった。自己肯定感は、やる気や自信につながるとされ、文
科省は、自己肯定感の育成を、小学校高学年での重視すべき課題とし
て位置付けている。さて、皆さんのお子さん、お孫さんはいかがです
か?

詳細はこちら 文科省ホームぺージ
www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm

コーヒーや緑茶、1日数杯で長寿効果 19年間追跡調査

コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気などで死亡するリスクが低いとする調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。コーヒーに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキンが血圧を下げ、両方に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きをよくしている可能性があるという。

 全国に住む40~69歳の男女約9万人に対し、コーヒーや緑茶を1日どれくらい飲むかを、ほかの生活習慣などと合わせて質問し、経過を約19年間追った。この間に約1万3千人が亡くなっていた。

 コーヒーや緑茶をよく飲む人は死亡率が低く、コーヒーを1日に3~4杯飲む人ではほとんど飲まない人に比べて、死亡リスクが24%低かった。緑茶は1日1杯未満の人に比べ、1日5杯以上飲む男性で死亡リスクが13%、女性で17%低かった。どちらも、死亡のリスクにかかわる年齢や運動習慣などは影響しないように統計学的に調整した。

 コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノール、緑茶にはカテキンが含まれ、両方に血管や呼吸器の働きをよくするカフェインが含まれている。こうした成分が心臓病や脳卒中による死亡を減らしたことが考えられるという。

高齢者、交流少ないと健康リスク 日本福祉大など調査

同居者以外の人との交流が週に1回未満のお年寄りは、要介護や認知症のリスクが高くなり、月に1回未満だと死亡リスクも高くなるという研究成果を、日本福祉大や千葉大の研究チームがまとめた。社会的な孤立と健康状態との関連はこれまでも指摘されてきたが、この研究で交流の頻度が具体的に示された。

 研究チームは2003年に愛知県に住む65歳以上の健康な男女約1万2千人を対象に、同居者以外の人と会ったり、手紙やメールを出したり、電話をしたりする頻度を調べた。

 約10年間、追跡調査したところ、2272人が自力での立ち上がりや歩行が困難な「要介護2」以上となり、1986人が認知症を発症、2920人が死亡した。

 交流頻度と健康リスクとの関連を性別や年齢、世帯構成、病気の有無などの影響を取り除いて分析した結果、同居者以外との交流が月1回~週1回未満の人は、毎日頻繁に交流している人に比べて、要介護2以上となるリスクが1・40倍、認知症の発症リスクが1・39倍だった。月1回未満では死亡リスクが1・34倍。週1回以上のお年寄りは、統計的に明確な差がなかった。

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