記事一覧

第27回『サラリーマン川柳』大賞決定

第一生命は22日、今年で27回目となる恒例『サラリーマン川柳コンクール』のベスト10を発表した。応募総数3万3605句から大賞に選ばれたのは、5204票を集めた【うちの嫁 後ろ姿は フナッシー】(段三っつ)。このほか、2013年を席巻したTBS系ドラマ『半沢直樹』の決め台詞「倍返し」関連から2作がランクイン。また、「お・も・て・な・し」をもじった家庭内“トホホ”事情など、悲喜こもごもなTOP10となった。

【結果】ゆるキャラでは癒されない? 会社員の嘆き節10選

 ゆるキャラが首位をさらった今回のコンテストだが、3位の【妻不機嫌 お米と味噌汁 「お・か・ず・な・し」】(不幸な男)を筆頭に、4位【帰宅して うがい手洗い 皿洗い】(しゅうくりーむ)、10位【わんこより 安い飯代 ワンコイン】(春の夢)など、男たちの哀愁漂う家族の風景も続々ランクイン。

 働く男の鑑ともいえる“半沢直樹”だったが、【やられたら やり返せるのは ドラマだけ】(夢追人/7位)と、現実社会ではまかり通らない様子もちらほら。何度耳にしたか分からない“倍返し”の名台詞でさえ、【倍返し! 言えずに今日も おもてなし】(まめまろ/11位)と、嘆き節に変換されている。

 通称“サラ川”として親しまれる同コンクールは1987年からスタートし、回を追うごとに注目度もアップ。今年4月には、アメリカの公共ラジオ放送である『ナショナルパブリックラジオ』で紹介されるなど、ついに海外メディアデビューを果たした。

 今回の結果は、スマホアプリ「サラリーマン川柳」(無料/iTunes・Android対応)でも閲覧可能。歴代サラ川ベスト10や、「上司・部下編」、「夫婦・家庭編」など7つのテーマ別に分けた作品集を見ることができる。

職場で昼寝、頭すっきり

働く人に昼寝を勧める動きが広がっている。眠気を解消して、作業能率の低下やミスを防ぐことが目的。

 職場での昼寝を認める企業があるほか、昼寝ができるカフェやマッサージ店もでてきた。

 午後1時半過ぎ、さいたま市のリフォーム会社「オクタ」のオフィス。パソコンに向かう社員たちのすぐそばの席で、1人の男性社員が机に小さな枕を置いて顔をうずめて、寝始めた。同社には、社員が昼寝をする権利を認める「パワーナップ(短時間の仮眠)制度」がある。

 同社は2年前、会長の奥田勇さんの発案で仕事の能率アップを目的に制度を設けた。申告は不要で、眠気を感じた社員は15-20分、自席や休憩室などで寝ることができる。ほとんどの社員が制度を使った経験があるといい、午後からの長時間の研修や会議でも、途中昼寝時間が設けられる。

 経理担当の山田郁子さん(33)は「眠い時に電卓を使うと、ミスが怖くて再度確認し、結局時間がかかる。昼寝を始めてから効率が上がったと感じる」と話す。

 日本人の平均睡眠時間は外国人に比べて短い。経済協力開発機構(OECD)が3月に公表した調査では、7時間43分。全26か国平均の8時間19分より30分以上少なく、韓国に次いで2番目に短かった。

 厚生労働省は3月、11年ぶりに改定した「健康づくりのための睡眠指針」で、勤労世代は必要な睡眠時間を確保しにくいと指摘。午後の早い時間に30分以内の昼寝をすると作業能率改善に効果的だと勧めている。

 大阪市のインターネットコンサルティング会社「ヒューゴ」も職場で昼寝ができる。7年前、スペインなどの企業を参考に、午後1-4時を昼休憩「シエスタ」とする制度を設け、そのうち30分ほどの昼寝を推奨している。

 社長の中田大輔さん(34)は「判断が鈍ったり、アイデアが思い付かなかったりするのは眠い時。シエスタ後は気分を切り替えて働ける」という。

 昼寝場所を提供する店もある。東京都千代田区の「おひるねカフェcorne(コロネ)」は、女性専用の昼寝場所。睡眠時間を記録できるサイトを運営する「ねむログ」(東京)が昨年11月に開いた。

 利用は10分160円。天蓋付きマットレスが8人分あり、アロマオイルが香る。枕は硬さや形の異なる17種類から選べ、有料で寝間着の貸し出しなどもする。ランチと昼寝がセットになったサービスもあり人気。店長の塚島早紀子さんは「仕事に家事、育児と忙しい女性は睡眠時間を削りがち。隙間の時間を睡眠に充ててもらいたい」と話す。

 名古屋市のマッサージ店「メディカルリラクゼーション フォレスティ」も、座って足を温めるなどしながら昼寝できるコース(15分600円から)などがある。

 研究者らで作る日本睡眠改善協議会(東京)常務理事で、医学博士の白川修一郎さんは「眠気は12時間周期で強まるため、夜のように、午後にも眠くなる。短時間の仮眠で情報処理などの脳の働きは回復することがわかっており、昼寝は仕事でのミスを減らすうえで効果がある」と話している。

目安は15時までに15分間…頭痛や体のだるさ防ぐ

 多忙な時期、昼食後に睡魔に襲われ、職場の机で寝てしまった経験のある記者(34)。目覚めた時に首が痛かったり、頭が重いと感じたり、後悔したこともある。働く人向けの昼寝方法を、睡眠コンサルタントの友野なおさんに教えてもらった。日本睡眠改善協議会の認定資格「睡眠改善インストラクター」などを持ち、各地で講演活動も行っている。

 「働く人の昼寝時間は、二つの『15』がポイント。15時(午後3時)までに、15分間と覚えてください」。友野さんによると、15分以上眠ると、眠りが深くなって、起きた時に頭痛や体のだるさにつながる場合が多い。午後3時より遅い時間だと、夜の睡眠時間に差し障るという。

 タイミングがよいのは昼休みだ。「午後の眠気を予防できます」。寝る前にはコーヒーなど、眠気を覚ますカフェインを含む飲料を飲むとよい。効果が表れるのは目覚めた後なので、睡眠の余韻が残りにくい。

 15分以上寝ないよう、携帯電話などのアラームを設定し、リラックスできる体勢を取る。友野さんのお勧めは、壁際のいすに座り、頭を壁にもたせかけた姿勢だ。足は少し前に投げ出すように伸ばし、腕は垂らしても組んでも。日頃から首の痛みや張りがある人は、肩に載せて首を支えるタイプの枕を使うとよい。

 机に突っ伏すと胃を圧迫し、食後は消化によくない。この体勢を取る場合は、腹部が折れ曲がりすぎないよう、枕代わりに小さなクッションなどを敷く。

 睡眠時は体温が下がる。「オフィスに冷房が入る時期には、カーディガンやひざ掛けなどで防寒を忘れずに」と話す。

 助言を取り入れ、1週間、昼食後に昼寝をしてみた。初日は自席でいすにもたれ、アイマスクをして仮眠したものの、電話の呼び出し音が鳴るたび起こされ、うつらうつらしたのは最後の方だけだった。

 2日目以降は休憩室に移動して目を閉じた。人の声もあまり気にならず、日ごとに眠るまでにかかる時間が短くなった。15分たって起きると、頭がすっきりして軽い。15分という時間が重要なことが実感できた。

 友野さんは「脳と体を休める昼寝は、ストレス社会を生き抜くすべ。ぜひ習慣づけてみて」と話す。上司の皆様、昼休みに寝ている姿を見かけても、ご理解ください。

インターネットエクスプローラーの脆弱性問題 解決へ

マイクロソフトのPC用OS Windowsに標準で付属しているWebブラウザ
「Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)」に、Web
サイトに悪意のあるプログラムが仕込まれていた場合、それが実行さ
れてしまう脆弱性が発見され、社会的に大きな話題となっていた。5月
2日、同社はこの問題に対応するセキュリティ更新プログラムをIntern
et Explorer 6~11用について配布開始した。 Windows Updateの自動
アップデートの機能をオンにしておけばセキュリティ更新プログラムが
自動的に導入され、今回の脆弱性への対応は終了する。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-021はこちら
https://technet.microsoft.com/library/security/ms14-021

朝食調査 朝食は体内時計整え、肥満防止につながる

 1日3食のうち、朝食が最もおろそかにされている現状が、食事の時間と内容に着目した時間栄養学を研究する柴田重信・早稲田大教授監修の「朝食に関する調査」で浮き彫りになった。柴田教授は「朝から活発に活動する現代人にとり、朝食に重点を置くことこそが大切。体内時計を整え肥満防止にもつながる」としている。

 調査は、20~50代の男女1200人を対象に、市場調査を手掛ける「シタシオンジャパン」(東京都中央区)が3月、インターネットで実施した。

 その結果、朝食を「平日にほぼ毎日食べている」は70・6%。昼食は83・8%、夕食は92・3%だった。また、朝食を「食べた」人も、多くは「ご飯・おにぎり」「トースト」「菓子パン・調理パン」などの主食単品で、「乳・乳製品・卵」「魚介・肉類・豆・豆製品」「野菜・芋類・果物」などを含む栄養バランスのとれた朝食を食べている人は16・3%だった。

 柴田教授は「朝食には体内時計を合わせる役割がある。栄養バランスのとれた朝食を食べなければ、心身の不調につながる『朝食時差ぼけ』状態を招くことがある」と指摘した。柴田教授によると、朝食と夕食の食事パターンで体重変化を見るマウス実験では、1日1食より2食、さらに朝食に重点を置いた方が太りにくい、という結果が出ているという。
毎日新聞社 2014年5月14日(水) 配信

配偶者控除見直し 推進効果は限定的 大和総研試算

大和総研は「配偶者控除」の縮小案が実施された場合に、夫の年収が500万~600万円、妻の収入が103万円のケースでは、年間7万1800円の税負担増になるとの試算をまとめた。国の増収額は少なくとも1200億円と見積もった。政府は女性が就労調整を行う「103万円の壁」を取り払い、女性の就労意欲を高める狙い。だが、大和総研は、それだけでは「効果は大きなものにならない」と結論づけた。

 リポートでは政府が、配偶者控除を適用する妻の給与収入を103万円以下から65万円以下にするほか、所得額に応じて段階的に控除が適用される配偶者特別控除も、現行制度(141万~103万円)を103万~65万円に引き下げることを想定している。

 現行制度では、妻の給与収入が65万円超141万円未満の世帯では、夫婦双方の基礎控除(計76万円)に配偶者控除などが加わり、最大で114万円が控除される。これは専業主婦世帯や共働き世帯の控除額(計76万円)より多い。政府はこれを「二重の控除」とみなし、世帯控除額を不公平感のない、76万円に近づける案が浮上している。

 リポートでは、103万円を境に妻の就労に税負担が生じ始める「心理的な壁」と、夫の会社の配偶者手当が連動して支給されなくなり、世帯の手取り収入が減る「現実的な壁」の2つがあると分析した。

 その上で、配偶者控除見直しの効果について(1)就労調整が行われる「103万円の壁」が65万円に引き下がる(2)社会保険料の自己負担が必要な130万円までの範囲で女性が就労調整を行う-との分析から、「範囲の限られた話」と結論づけた。

 大和総研は、共働き世帯に対する企業の支援策などが必要だと指摘。大和総研の是枝俊悟研究員は「見直し案で『103万円の壁』が取り除かれたとしても、すぐに『130万円の壁』に直面する。女性の活躍推進には社会保障制度なども含めた検討が必要だ」と述べた。

図書館の本を何年も「借りっぱなし」・・・返さないと「横領罪」になってしまう?

図書館には、行きますが下記のことは、決して行っていませんのでよろしくそれを踏まえて閲覧ください。(院長) 
図書館で借りた本の返却期限をすっかり忘れていた・・・そんな経験を持つ人は少なくないかもしれない。米カンザス州の図書館では、20年以上も前に貸し出された本が、このほどようやく返却されたとして、話題になっている。

AP通信の報道によると、今年3月に返却されたのは、世界中から集めた300以上のレシピが掲載された料理本だ。貸出日は1992年9月なので、22年間も借りっぱなしだったのだ。延滞金をとられるということだが、その金額は4ドル50セント(約450円)。図書館関係者は、「借りた人は、この本をどこかに置き忘れて、最近になって見つけたのではないか」と推測しているという。

日本では、延滞金を取るのではなく、「延滞日数と同じ期間、本を貸さない」というルールをもうけている図書館が多いようだ。では今回のように、図書館の本を何年も延滞した場合、法律上、罪に問われることはあるのだろうか。小野智彦弁護士に聞いた。

●「返すのをやめよう」と思ったら要注意

「図書館で借りた本を返さないという問題は、無償での貸し出しということが背景にあると思います。TSUTAYAなどのレンタルビデオ店の場合は、有償での貸し出しのうえ、高額な延滞金があるので、相当な心理的圧迫を感じますが、図書館の本はそういう圧迫がありません」

――図書館サイドでも、貸し出し停止などの利用制限の規定を設けているところが増えている。果たしてそれを超えて、返さない行為が何らかの犯罪になるのだろうか。

「理屈のうえでは、横領罪になりえます。図書館から預かった本があたかも自分の物であるかのように振る舞っているのだと解釈され、横領罪と判断される可能性があります。

ただ単に、返還期限を過ぎたくらいでは横領罪にはなりませんが、『もう返すのが面倒だ。返すのをやめよう』とか、『返還の催促がうざい。着信拒否にしてしまおう』などという思いが行動にでた段階で、横領罪になります」

――もし、図書館が横領罪として警察に被害届けを出した場合、警察は動くだろうか。

「基本的に警察は動かないでしょう。国宝級の高価な本であれば捜査するでしょうが、そのような本は、基本的に貸し出し禁止になっていますね。図書館で貸し出されている本は、おおむね安価です。そして、返さない人も多数いるでしょう。いちいち事件化していたら、他の事件が停滞しかねません」

――では、図書館側が、民事裁判に訴えるということもありうるだろうか。

「図書館も、そこまでして返還請求をすることはしてこないでしょう。ですから、この問題は永遠に繰り返されるのだと思います。電子化することで対策をするしかなさそうですね」

とはいえ、図書館の本は公の財産。貸し出し期限は守りたいものだ。

「食育」

文部科学省は、学校で食生活の大切さや正しい食習慣を教える「食育」を推
進するため、「スーパー食育スクール」事業を2014年度から始めると発表しま
した。全国の小中高校30校程度をモデル校に指定し、地元の生産者や企業、大
学と連携し、農業体験や郷土料理作りなどのプログラムを開発します。
 モデル校では地元農家や漁師を招いて出前授業を開いてもらったり、児童・
生徒に農業の体験活動をさせたり、地域との結びつきを重視するとしています。
また、社会や国語などの主要教科の授業でも「食」を積極的に教材に取り入れ
るなど、学校全体で取り組み、効果は児童・生徒の基礎体力、集中力、基礎学
力、肥満率、病欠率などを測定し、客観的に評価するとしています。
 文科省はモデル校に、「和食」を給食に取り入れることも推奨するとともに、
「正月や田植え、収穫祭など地域行事にあわせた郷土料理作りなどを通じ、伝
統文化や地産地消の学習機会を増やしたい」「保護者が参加する親子料理教室
も企画したい」としています。

高齢者、なぜ65歳から?

総務省によると、65歳以上を高齢者とするのが国際的にもほぼ共通しているという。1956年の国連報告書で位置づけられたとされるが、その根拠ははっきりしていない。ドイツ帝国の宰相ビスマルクが年金制度をつくった際に設定した、との説もあるらしい。100年以上も前の話だ。

 平均寿命が延び、同じ65歳でも昔と今とでは体力的に違うだろう。国内のある研究によると、2002年時点で歩行速度などの体力が10年前より10歳ほど若返っていたという。一方で、うつなどになる人の数は、昔に比べて改善していないという指摘もある。

 内閣府は12年、団塊の世代約3500人を対象に「何歳からが高齢者か」を尋ねた。その結果、65歳以上と答えた人は1割しかいなかった。8割は70歳以上の年齢をあげた。

 高齢者を再定義しようと、日本老年医学会などが昨年から議論をしている。ただ、年金や雇用など社会制度と密接に関連してくる。大内尉義(やすよし)理事長は「社会的な合意を得るのは簡単ではない」と話す。
朝日新聞 2014年4月1日(火) 配信

過去ログ