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糖入り炭酸飲料を多く飲む女性はRA発症リスクが高い

糖入り炭酸飲料の多飲が関節リウマチ(RA)の発症にどのような影響を及ぼすか、米国の大規模女性コホート(Nurses' Health Study:NHS)を用いて調べたところ、多変量解析による補正後も、飲む量が多いほどリウマチ因子(RF)陽性RAのリスクが高まることが示された。10月26日から30日まで米国サンディエゴで開催されている米国リウマチ学会(ACR2013)で、米国Brigham and Women’s HospitalのYang Hu氏らが発表した。

 対象は、食事記録を有しRAを発症していない女性とし、条件に該当するNHS の7万9570人(登録時期:1980?2008年、30~55歳の看護師)、およびNHS?の10万7330人(登録時期:1991?2009年、25~42歳の看護師)を追跡した。

 「糖入り炭酸飲料」とは、糖入りのコーラ類などの炭酸飲料とし、糖を含まないダイエットコーラなどは対象外とした。糖入り炭酸飲料の摂取量で、1群(1杯未満/月)、2群(1~4杯/月)、3群(2~6杯/週)、4群(1杯以上/日)、の4グループに分けた。

 RF陽性RAの発症は、全体で241例/155万0557人・年、RF陰性RAの発症は152例/160万9461人・年だった。

 年齢、家族収入、喫煙、アルコール、初潮年齢、授乳歴、ホルモン剤使用、身体活動量、BMI、マルチビタミン剤使用、食事健康度評価、糖尿病、総摂取エネルギー量で補正を行い、1群を対照群として、糖入り炭酸飲料の摂取量別にRA発症のハザード比を求めた。

 その結果、RF陽性RAの発症リスクは摂取量が多い群ほど高くなり、最も摂取量が多い4群のハザード比は1.66(95%信頼区間〔95%CI〕:1.18-2.34、P for trend=0.002)だった。

 また、RF陽性RAと診断された年齢が55歳未満と55歳超の2群に分けると、55歳未満群ではこうした傾向が見られず、55歳超の高齢発症群において顕著であることが分かった。

 一方、RF陰性RAについては、糖入り炭酸飲料と発症リスクとの有意な関連は見られなかった。

 Hu氏は、「糖入り炭酸飲料とRA発症との関連を調べた大規模かつ長期的な観察研究は初めてだろう。糖入り飲料を常飲すると、気付かないうちに多量の糖を摂取してしまいがちだ。糖の過剰摂取がRA発症に関連している可能性がある」と話した。

『天のしずく』という映画をご存知ですか?

昨年秋、公開された“いのちのスープ”「愛することは 生きること
スープが奏でるいのちの響き」という副題のドキュメンタリー映画で
す。料理家で作家でもある辰巳芳子さん、彼女が病床の摂食障害をも
つ父のために工夫を凝らして作り続けたスープが、やがて人々を癒す
「いのちのスープ」と呼ばれるようになり、多くの人々が関心を寄せ
てゆくという内容です。ていねいに、素材が喜ぶように作り出された
スープ、それを口にした人々のホッと息づく表情・・・
この映画制作には 日本歯科医師会も協賛。
11月にいよいよブルーレイ&DVDが発売となります。

詳細は以下よりご覧ください。
http://tennoshizuku.com/

東京大学がアジア首位

「TIMES HIGHER EDUCATION(THE、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション) 世界大学ランキング2013-14」が2日夜(ロンドン時間)発表された。
タイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界大学ランキングタイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界大学ランキング

さて、気になる日本の大学のランキングはー。

日本トップ10位

今年度/昨年度/大学

23位 /27位 /東京大学

52位 /54位 /京都大学

125位/128位/東京工業大学

144位/147位/大阪大学

150位/137位/東北大学

201-225位/ 201-225位/名古屋大学

201-225位/ 251-275位/ 首都大学東京

276-300位/ 276-300位/ 東京医科歯科大学

301-350位/ 301-350位/ 北海道大学

301-350位/ 301-350位/ 九州大学

301-350位/ 301-350位/ 筑波大学

教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大学総長)の大学改革提言を受け、安倍晋三首相は今後10年間で世界の大学ランキング100位以内に10大学以上をランクインさせるとの目標を掲げている。

東京大学は順位を4つ上げ、アジア首位の座を守ったものの、競争力を増す米英の大学との開きは大きく、100位以内に入ったのは昨年度ランキングと同じ東京大学と京都大学の2大学だけだった。

フィル・ベイティーTHEランキング編集者はしかし、「衰退という予測と国際化の遅れという懸念の中、日本はアジア首位という地位を固めている。東京大学はアジア最高位を維持した。トップ200位に入った5校のうち4校が昨年より順位を上げている。日本の大学を世界に通用するよう変えていこうと政府が意欲的に取り組んでいることの表れだ」と前向きに評

65歳は高齢者じゃない?…学会定義見直し検討

65歳以上とされている高齢者の定義について、日本老年学会と日本老年医学会のワーキンググループ(WG)は、年齢の引き上げを含めて見直す検討を始めた。

 日本は4人に1人が65歳以上で、同医学会理事長の大内尉義・虎の門病院院長は「元気な65歳以上が増えた。超高齢社会に向け、問題提起したい」としている。

 内閣府などによると、65歳以上を高齢者の基準としているのは、国連が1956年に全人口に占める65歳以上の人口割合を「高齢化率」としたため。

 日本では100歳以上の人口が10年前の2倍以上の5万4000人を超え、厚生労働省が昨年発表した「健康寿命」(健康面の支障がなく日常生活を送れる期間)は、男女とも70歳を超えている。栄養状態の改善や医療技術の進歩などが背景にある。

 WGのメンバーは医療関係者のほか、社会学者や教育関係者など15人。11日に開かれた第1回会議では「定義は、年齢ではなく身体的な状況で決める方がよい」「身体的衰えが進みやすい75歳以上はどうか」などの意見が出たという。

 見直しが社会保障政策などに影響を与える可能性もあり、今後1年かけて検討し、提言を出す予定だ。

空腹感

食物を食べたいと思うことを空腹感といいます。でも、単に胃が空っぽになったから食べたいと思うのではありません。摂食中枢は血液中の糖分と遊離脂肪酸の量を感知します。食事をして血液中の糖分が増えると摂食中枢は活動を低下させます。そして食事から相当な時間を経ると、血液中の糖分は全身で消費され減っています。この時、体がエネルギー不足になるのを防ぐために、脂肪組織にためてあった脂肪が分解され、血液中に遊離脂肪酸として出てきます。こうして血液中では糖分は減って遊離脂肪酸が増えるのですが、この変化を摂食中枢が感知して「おなかが減った!」と自覚することになるのです。
                          北海道新聞 2013.9.11

それでもWindows XPを使い続けますか?

マイクロソフト社は2014年4月9日でWindows XPのサポートを打ち切る
ことを公式に表明しているが、我が国のOA現場では対応や乗換えがあ
まり進んでいないようだ。既にいろいろなウェブサイトではもうXPパ
ソコンでは上手く動作しないようなページも散見される。また、来年
4月以降もXPパソコンを使い続けるとウィルスの侵入やパソコンその
ものが乗っ取られる等の被害に遭う可能性が格段に高くなる。
さらに、本人のパソコンだけではなく、そこに入っているメールソフ
トのアドレス帳のデータを介して知人や他人のパソコンまで被害が及
ぶことも考えられる。
取り返しのつかない事態に陥る前に、OSをWindows 7,8に乗り換える
のがネット社会における義務のひとつと言えるだろう。また、これを
機にマックに乗り換える、という選択枝も存在する。もちろん、ネッ
トワークに接続していない状態では、Windows XPも使い続けることが
できるが、USBメモリやCD-R等のメディアを介して外部とデータのやり
取りをすればウィルスの脅威に晒されることは避けられない。
以上のような問題が生じていても、あなたはWindows XPを使いますか?

関連情報はこちら
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1308/19/news027.html

五輪開催に向けて 文科省、過去最大のスポーツ予算

2020年のオリンピックとパラリンピックの東京開催が9月8日決定した。
文部科学省は、平成26年度予算案の概算要求で、国立競技場の改築費
用や選手の強化費用など、スポーツ関係予算としては過去最大となる
490億円を盛り込む方針。国立競技場改築や国際競技力の向上に向けた
人材の養成などを国家戦略として総合的・計画的に推進するとして、
今年度の当初予算の2倍に当たる490億円のスポーツ関係予算を盛り込
むことことが盛り込まれている。
具体的には、メインスタジアムに予定している東京の国立競技場を、
収容人数8万人規模に改築する費用としての232億円がメインであるが、
スポーツ医歯学、科学などの分野から多角的に選手を支援するマルチ
サポート事業を行うための費用として29億円なども盛り込まれている。
今回の概算要求は、スポーツ関係予算としては過去最大となる見込み
である。

詳細はこちら
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130830-1181363.html

げっぷ 飲み込んだ空気が逆流

胃にたまった気体が逆流して口から出ることを「げっぷ」といいます。げっぷというのは、その音から来ている言葉では「おくび」あるいは「あいき」といいます。私たちは、水を飲んだり、食べ物を飲み込んだりするときに、少なからず空気を一緒に飲み込んでいます。胃の中に入った空気が比較的少ない場合は、食べ物を一緒に腸に移動して、吸収されたりおならになったりします。ただ、胃の中に入ってくる空気が多いと、腸へ行くだけでなく、胃の上部にたまります。それがある程度の量になると、胃と食道を隔てている噴門を押し広げて逆流し、げっぷになるわけです。
 げっぷは病気の症状である場合もあります。とくに逆流性食道炎や慢性胃炎などでげっぷが出ます。また、空気嚥下症という病気もあります。強い精神的ストレスがかかることで、唾液などと一緒に、無意識にしきりと空気を飲んでしまうものです。食事や飲み物と無関係にげっぷがたくさん出る場合は、一度、医師に相談してみてください。
                              北海道新聞 2013.8.7

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