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五輪開催に向けて 文科省、過去最大のスポーツ予算

2020年のオリンピックとパラリンピックの東京開催が9月8日決定した。
文部科学省は、平成26年度予算案の概算要求で、国立競技場の改築費
用や選手の強化費用など、スポーツ関係予算としては過去最大となる
490億円を盛り込む方針。国立競技場改築や国際競技力の向上に向けた
人材の養成などを国家戦略として総合的・計画的に推進するとして、
今年度の当初予算の2倍に当たる490億円のスポーツ関係予算を盛り込
むことことが盛り込まれている。
具体的には、メインスタジアムに予定している東京の国立競技場を、
収容人数8万人規模に改築する費用としての232億円がメインであるが、
スポーツ医歯学、科学などの分野から多角的に選手を支援するマルチ
サポート事業を行うための費用として29億円なども盛り込まれている。
今回の概算要求は、スポーツ関係予算としては過去最大となる見込み
である。

詳細はこちら
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130830-1181363.html

げっぷ 飲み込んだ空気が逆流

胃にたまった気体が逆流して口から出ることを「げっぷ」といいます。げっぷというのは、その音から来ている言葉では「おくび」あるいは「あいき」といいます。私たちは、水を飲んだり、食べ物を飲み込んだりするときに、少なからず空気を一緒に飲み込んでいます。胃の中に入った空気が比較的少ない場合は、食べ物を一緒に腸に移動して、吸収されたりおならになったりします。ただ、胃の中に入ってくる空気が多いと、腸へ行くだけでなく、胃の上部にたまります。それがある程度の量になると、胃と食道を隔てている噴門を押し広げて逆流し、げっぷになるわけです。
 げっぷは病気の症状である場合もあります。とくに逆流性食道炎や慢性胃炎などでげっぷが出ます。また、空気嚥下症という病気もあります。強い精神的ストレスがかかることで、唾液などと一緒に、無意識にしきりと空気を飲んでしまうものです。食事や飲み物と無関係にげっぷがたくさん出る場合は、一度、医師に相談してみてください。
                              北海道新聞 2013.8.7

夏遊びの栄養補給 水分編 塩分とビタミンCも一緒に

厳しい暑さはまだ続きそう。屋外で遊んだりスポーツを楽しんだりする時には、水分や栄養の取り方への配慮が必要だ。気配りのポイントを、2000年シドニー五輪陸上女子1万メートル代表で、管理栄養士の高橋千恵美さん(37)に聞いた。

 まずは水分摂取の注意点から。夏場はたくさん汗をかくので、体内から水分と一緒にナトリウム、カリウムなど体の機能を維持するのに必要な電解質も出てしまう。強い日差しに当たれば肌へ紫外線を浴びることにもなる。高橋さんは「水を飲むのはもちろん必要。さらに体の変化に対応した中身にしたいですね」と言う。基本的には「塩分とビタミンCを取る」ことを意識しておけばいいそうだ。

 塩分では電解質が補える。塩分の取り過ぎが気になる人も「食事では気をつけた方がいいですが、運動をしたり汗をかいたりする時は適度な塩分を取りましょう」と高橋さん。厚生労働省は熱中症予防のため0・1~0・2%の濃度の塩分を含んだ水分を薦めている。

 紫外線を浴びた肌にはビタミンCがいい。メラニン色素の生成を抑え、抗酸化作用もある。手軽なのはレモン。「疲労回復に効くクエン酸も含まれているのでお薦めです」

 水分は小まめに、少なくとも20分おきには取ろう。「のどが渇いたと感じる時はすでに脱水症状が始まっています。その前に早め早めに飲みましょう」

 高橋さんに夏向きの手軽に作れるドリンクを教わった。材料は水500ccに対して、レモン半分、砂糖大さじ2、塩小さじ4分の1。これで塩分の濃さは0・2%程度だ。ふたがきちんと閉まる容器にレモンの搾り汁と他の材料を入れて混ぜるだけ。塩が溶けにくいので、しっかり振る。簡単で子供でも作れる。

 味は市販のスポーツドリンクに似て口当たりが良い。冷やした方がおいしいが、ぬるくても味は変わらないので外出時に持っていくのもいい。「レモンの量や塩加減はお好みで。暑くて汗が多く出る時は塩を少し濃いめに」

 水分摂取のためには、もちろん他の飲み物も飲んでいい。高橋さんは現役選手時代に貧血気味だったため、お茶を飲む時は鉄分の吸収を妨げるカフェインが入っていないものを常備したそうだ。「お茶屋さんで多くの種類を売っていますし、麦茶もノンカフェインです」。いろいろ試して自分のお気に入りを探すのもいい。

夏遊びの栄養補給 食事編 速やかに牛乳など口にして

夏場に屋外で遊んだりスポーツを楽しんだりする時は、水分や栄養への気配りが欠かせない。2000年シドニー五輪陸上女子1万メートル代表で管理栄養士の高橋千恵美さん(37)に、栄養面での注意点を聞いた。

 厳しい暑さの中で体を動かした後は、疲れて食欲が落ち、食事を後回しにしてしまう人も多いだろう。だが高橋さんは「体が消耗しているので速やかな栄養補給が大事。少し食べるだけでも回復具合が違います」と言う。

 そんな時に高橋さんが薦めるのが、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品。とりあえず、たんぱく質を多く含み、のどを通りやすい物を口にするといい。フルーツや、かんきつ系の果汁100%ジュースもビタミンCが取れる。子供に「晩ご飯が食べられなくなるからダメ」などと我慢させず、適度な量を食べさせよう。

 運動中の補給に適しているレモンは、運動後にもいい。特に、おなじみのレモンの蜂蜜漬けは、ビタミンCや糖分の補給ができて理にかなっている。「皮にもビタミンCが多いので、ぜひ一緒に。硬さが気になるなら刻んだり、すりおろしたりして」。厚めの輪切りにすると、食べる時によくかむことで食欲も誘う。蜂蜜はレモン全体がかぶるくらいの量を。冷蔵庫で1週間あまり保存できるので、作り置きも可能。汁を水や炭酸水で割って飲んでもおいしい。

 少し体を休めたら食事をとろう。食欲が戻りきっていないと用意が面倒で、内容もあっさりになりがち。だが、疲れた時こそきちんと食べたい。高橋さんのお薦めは、野菜や芋などあり合わせの材料を煮たスープ。「簡単に作れて食べやすく、栄養のバランスも良い。ご飯や卵を入れればリゾットにもなります」。定番のそうめんにも野菜やハム、炒めて好みの味をつけたひき肉などを添えると、味の幅も広がり食が進む。

 高橋さんは陸上選手を引退後、5年間の学校の事務職を経た後に聖徳大(千葉)に通って栄養学を学んだ。選手時代に夏でも毎日厳しい練習があり、「体を元気な状態に保つため、水分補給や栄養の大切さを実感した」のが動機という。スポーツ選手でなくても体の中から元気でいたいもの。ちょっとした気配りで夏を乗り切ろう。

高齢期の住み替え術

高齢者住宅を選ぶ時には、経営者の理念や住まいへの思いを知ることも大切です。建物は目で見て判断できますが、人については会話の中から姿勢や考え方が判断できます。まずは、見学した時の案内の態度や言葉遣い、説明の丁寧さから推測してみましょう。高齢化が進む中、「自分が生まれ育った地域のお年寄りのために役立ちたい」という思いで高齢者住宅を開業した方がいます。この住宅ではパッチワークが得意な地域住民が入居者の先生役になったり、ボランティアが家具の移動を手伝ったりしています。別の事業所では、国内外の先進事例を視察し、いい面を取り入れていました。ここでは災害時の事も考え、十分な量の米を備蓄し、自家発電装置も備えていました。スタッフ教育も経営者の大切な仕事です。
                        北海道新聞 2013.7.4

あなたは草食系ですか、肉食系ですか?

ちまたでは、
ヒトの歯は草食系だから
野菜ばかり食べろ、とか、
ヒトの犬歯や胃袋は肉食系だから
肉を食べていれば問題ないとか、
なんて、
極端な議論もあるようです。

確かにヒトの臼歯は
すり潰すのに適していて、
草食動物と似ています。

確かにヒトの胃は
大量に胃液を出すことができ、
肉食動物に似ています。

でも、ヒトと一番似ている動物って何?

これ、類人猿と呼ばれるチンパンジーやゴリラです。

ヒトと遺伝子が似ていない
牛やライオンの体と比べて
草食だの肉食だの言っても
あまり意味がありません。

ゴリラよりチンパンジーの方が
遺伝子配列がヒトと似ていますが、
チンパンジーは
50%が果物・根菜(人参・ビートなど)・
果菜(キュウリ・トマト・ピーマンなど)、
25-50%が葉物野菜
10%が昆虫、木の皮、茎や種、小型のサル
だそうです。

人を牛やライオンと比べて、
菜食主義を賛美したり、
肉食を肯定したりするよりも
チンパンジーを見習った
食べ方をする方が
いいかもしれませんね。

温度と味覚

実は味覚自体も温度に左右されます。例えば、紅茶にお砂糖を入れるのがお好きな方も多いと思いますが、その紅茶が冷めてしまうと、思いの外、お砂糖の甘さを感じるようになります。なので、熱いうちに甘さが足りないと思って、うっかりお砂糖を多めに入れると、冷めてくるに従って甘すぎると感じることになります。これは甘味の感度が温度が高いと鈍くなるためと考えられます。一方、甘味の感度は温度が低くなりすぎても鈍くなります。ジュースは冷たいときよりぬるくなった方が甘味を強く感じます。甘味は人の体温に近いと一番敏感になるようです。一方、苦味と塩味は冷たくなるほど敏感になり、熱くなると鈍感になります。
                                 北海道新聞 2013.6.12

出生数また過去最少、人口の自然減21万人

厚生労働省は5日、2012年の人口動態統計(概数)を発表した。同年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、過去最少だった前年から更に1万3705人減の103万7101人となり、最少を更新した。

 1人の女性が一生の間に産むと想定される子どもの数を表す「合計特殊出生率」は前年比0・02ポイント増の1・41と2年ぶりに増加、16年ぶりに1・4台を回復したものの、少子高齢化と人口減が更に進んでいる実態も明らかになった。

 合計特殊出生率が上向きになった要素として、厚労省は、「分母」となる女性の数そのものの減少に加え、団塊ジュニア世代と呼ばれる40歳前後の女性が子どもを産む事例が増えたためと分析している。母親の年齢階層別の出生数は、20歳代が前年から1万6200人減ったのに対し、35-39歳、40-44歳では計約8700人増えていた。初めて子どもを産んだ時の母親の平均年齢は30・3歳と、最も高かった前年を0・2歳上回り、「晩産化」の傾向は強まっている。読売新聞 6月5日(水) 配信

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