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「健康成人の低炭水化物食で総死亡リスクが上昇する」

総カロリー中の炭水化物を最低群(30-40%)と最高群(60-70%)
を比べたもの。
27万2216人、5-26年間を調査したもので、
1万5981人が死亡。
低炭水化物群は高炭水化物群より1.31倍、死にやす
かったとのこと。

3つの調査をまとめたもので、
24万9272人を10-26年間調査したもので、
3214人が心臓や脳卒中などの血管の病気で死亡。
これは低炭水化物群でやや死亡が多め(統計学上有意差なし)。
これらの病気の発症の差も、有意差はなかった。

Q 個人として、鳥インフルエンザA(H7N9)への感染を予防するにはどうしたらよいか?

A ●食品を扱う前後およびその間、食事の前、トイレの後、動物やその排泄物に触れた後、手が汚れているときなど、頻繁に手洗いを行いましょう。家庭内に病気の人がいるときには特に入念に行いましょう。
  ●医療現場では、他の患者や医療従事者への感染を予防するためにも、手洗いは必須です。病原体は手洗いによって物理的に洗い流すことができます。またアルコール消毒も有効です(病原体を死滅させます)。
  ●咳やくしゃみをする際には、口と鼻をハンカチやティッシュで覆いましょう。
  ●高病原性の鳥インフルエンザウイルスが存在する可能性のある場所では、ウイルスのついた手指から鼻・口・結膜などにウイルスが付着するのを防ぐため、手指の衛生(手洗いとアルコール消毒剤の使用等)は非常に重要です。

「腹八分目」の食事。

膝を痛めてから、
運動量が減ったため、
体重超過ぎみです。
それで、
腹八分目のコツについて、
調べてみました。

腹八分目にしておくコツを、
1.ひと口ごとに、必ずはしを置く
食事のペースがゆっくりになると、
満腹中枢が刺激されるので、
食べすぎを防ぐことにつながります。

2.野菜でボリュームをつける

野菜でお腹をふくらませる工夫をしてみる。
野菜は、ボリュームのわりにカロリーが低いので、
自然にカロリー制限することができます。


3.食べたものをすべて書きとめる。

「こんなにも食べてるんだ」って、
自然に、食べる量を
減らすようになって痩せました。

4.食前1時間くらいに、豆乳をコップ1杯飲む。

時間がたつと満腹感が少しでてきますよ。


5.食べ終わったら、即歯を磨く。
時間をかけて丁寧に。
フロスなどすべてやってしまう。
食べるのをあきらめることができます。

6.上品な一口の量を一度口に入れたら、
30回咀嚼する。
かなりな状態になりますが、
それを完全に嚥下するまで、
次の食品にはお箸を伸ばさない。

時間をかけてゆっくり食べると、
より少ない量で、
満腹感を味わえます。

7.「立ち上がる」を実践する。

最初から少な目に
ご飯やおかずを盛り付け食べます。
で、まだ食べたいと思うところでご飯が終わる。
で、立ち上がってご飯を作った時に出た、
フライパンや鍋などの洗いものを始めます。

8.まずは間食をやめる。

間食をやめるだけでも効果はでますよ。
どうしても空腹の時は、
ヨーグルトか豆乳がオススメです。

データで見る超高齢社会

日本の高齢化は世界でも例のない速さで進み、どの国も経験したことのない「超高齢社会」に突入した。女性の半数近くが90歳まで生きる時代だ。北海道も例外ではなく、100歳を超す男女はこの10年で3倍以上に増えた。現状ですでに深刻なのが、高齢者人口に占める1人暮らしの割合だ。道内は都道府県別で5位と高い。原教授によると、大家族を維持するだけの経済基盤が弱いことが考えられるが、分析は進んでいない。

[人口推計] 全都道府県で65歳以上の老年人口が、14歳以下の年少人口上回る

総務省は4月16日に、平成24年10月1日現在の「人口推計」を公表した。

 「人口推計」とは、国勢調査(5年ごとに行われる、直近は平成22年)で得られた人口数をもとに、その後の人口の自然動態(出生、死亡)、社会動態(出入国)、人口動態統計(厚生労働省の統計資料)などを勘案して、最新の人口を推計したものだ(p8参照)。

 推計結果を眺めてみよう。

 まず、日本全国の人口は、1億2751万5000人で、前年に比べて28万4000人(0.22%)減少している。2年連続の大幅減少となった(p1参照)(p9~p10参照)。

 男女別に見ると、男性は6202万9000人(総人口の48.6%)で、前年に比べて15万4000人(0.25%)減少。女性は6548万6000人(総人口の51.4%)で、前年に比べて12万9000人(0.20%)の減少となった(p1参照)(p10参照)。なお、出生児数と死亡者数の差である「自然増減」を見ると、男性は8年連続、女性は4年連続で自然減少している(p1参照)(p11参照)。

 年齢別に見ると、いわゆる第1次ベビーブーム世代が65歳となり、老年人口(65歳以上の人口)が初めて3000万人を超えている(3079万3000人、前年比104万1000人増)。総人口に占める老年人口の割合は24.1%(前年に比べて0.8ポイント増加)に達している。一方、15~64歳の生産年齢人口(全体の62.9%)、次世代を担う14歳以下の年少人口(全体の13.0%)は、減少を続けており、社会保障等の現役世代負担はますます増加しそうだ(p1参照)(p13参照)。

 次に、都道府県別の人口を見てみると、増加は7都県(沖縄、東京、愛知など)、減少は40道府県となった。人口減少率が最も大きいのは福島(マイナス1.41%)で、次いで秋田(マイナス1.13%)、青森(マイナス0.97%)という状況だ(p3参照)(p16~p17参照)。

 年齢別に、都道府県別の人口を見ると、老年人口の割合が最も高いのは秋田で30.7%、次いで高知(30.1%)、島根(30.0%)、山口(29.2%)、和歌山(28.4%)となっている。

 逆に老年人口の割合が低いのは、沖縄(17.7%)、東京(21.3%)、愛知(21.4%)、神奈川(21.5%)、滋賀(21.6%)という状況だ。

 ちなみに、すべての都道府県で、老年人口が年少人口を上回っており、また25道県で、75歳以上人口が年少人口を上回っている(p5参照)(p20~p21参照)。

 なお、都市部やその近郊では、今後、いわゆる団塊の世代が老年人口に加わっていくため、急速な高齢化が進行すると見通されている。

わたしの周りは 超高齢社会

老化の原因の一つとして「糖化」が注目されている。身体のタンパク質に糖が結合する反応で、AGE(最終糖化生成物)という老廃物ができる。これが増えると動脈硬化や白内障だけでなく、肌のくすみやしわの原因になるといわれる。糖化を抑える抗糖化に効果的な食事方法として、森田医師は①栄養バランスが偏らない②食事(特に朝食)を抜かない③酒を飲み過ぎない、たばこも吸わない―などを挙げる。
                          北海道新聞 2013.4.2

脳が満足感醸し出す

脳で活動する神経細胞は、主に糖分をエネルギー源としているのです。他にもエネルギー源がないわけではありませんが、少なくとも、脂肪をエネルギー源にしにくいしくみになっています。なので、頭蓋骨の中には脂肪組織がありません。エネルギー源である糖分が体に入ることは重要なことなので、脳が満足感を譲し出し、人は幸せを感じることになっています。そのはたらきをするのが満腹中枢です。確かに糖分を取りすぎるとみるみる太りますが、それは単に多すぎるからです。糖分を取らない食事を続けると、人は満足を得にくくなり、強いストレスがかかります。さらに脳のはたらきを低下させる危険があるのです。
                         北海道新聞 2013.3.6

まばたき

私たちは無意識に、1分間で15~20回ぐらいまばたきをしています。この無意識のまばたきは、目を保護するために必要だとされてきました。角膜に水分と栄養を供給するのが涙の役割です。角膜には常に新鮮な涙が必要なのです。そこで、まばたきをして角膜表面の古い涙を目頭の涙道に押し流し、代わりに新しい涙を角膜にコートします。つまり、目の保護のためにまばたきが必要なのです。大人になるとまばたきの回数が増えるのは、脳のはたらきが活発になることと関係があると考えられています。
                  北海道新聞 2013.1.23.

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