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これでやせる!

1.野菜から食べる
   満腹感を満たすうえに、食物繊維が脂肪分の吸収を抑える
 2.15分以上かける。よくかみ、歯応えのある食材を
   満腹感が満たされ食事量が抑えられる。淡泊な食材でも満足できる
 3.白米より玄米など、白いものより黒いものを
   うどんよりソバ、パンならライ麦パンなどが血糖値上昇が緩やかで食物繊維も多い
 4.朝・昼・夜の配分は逆ピラミッド型、就寝3時間前は食べない
   朝食か昼食メインが理想、食後の活動量の少ない夕食は少なめに
 5.食べるもののカロリーの目安を把握しておく
   ごはん茶碗1杯250kcal、カツ丼900kcalなど意識することから始める
                週刊ダイヤモンド 11.12.31 12.1.7

内臓や血管に大ダメージ じつは怖い睡眠時無呼吸症候群

ホタルイカに脂肪肝の改善効果

「富山湾の神秘」とも呼ばれるホタルイカに脂肪肝を改善する効果があることを、富山短大食物栄養学科の竹内弘幸准教授(47)らの研究グループが動物実験で初めて実証した。


 イカにはコレステロール値を下げる作用のあるタウリンが多く含まれていることが、これまでにわかっている。竹内准教授らは、富山県特産のホタルイカにも同様の作用があるとみて昨年4月に研究を始めた。

 実験では、ラット21匹を7匹ずつ3グループに分け、それぞれに、通常の餌、ホタルイカの凍結乾燥粉末を5%混ぜた餌、スルメイカの同様の粉末を5%混ぜた餌を2週間与え続けた後、血液と肝臓を調べた。

 その結果、ホタルイカを与えたグループは通常の餌を与えた場合に比べ、肝臓の中性脂肪量が平均で3割減少した。一方、スルメイカの場合は1割減にとどまった。血中コレステロール濃度も、スルメイカでは1割減だったが、ホタルイカでは2割減ったという。

 ホタルイカを与えたラットの肝臓の遺伝子を解析したところ、脂肪合成に関係する遺伝子の働きが抑えられていることもわかった。竹内准教授は「有効成分の特定や、人間が食べても効果があるのかどうかは、これからの研究課題。有効成分が見つかれば、脂肪肝の治療につながるかもしれない」と話している。

 研究成果は5月18-20日に東北大学で開かれる日本栄養・食糧学会で発表される。
読売新聞 3月29日(木) 配信

口元美人の5つの条件

●口周りにたるみ、シワがない
  たるみやシワがなくピンとハリがあるのも美しい口元の条件。口周りは皮膚が薄く乾燥しがち。加齢とともに筋肉も衰えやすい部分だから、たるみやシワができやすいパーツ。普段から十分な保湿を心がけて、表情筋を鍛えておくことが大切。
 ●笑顔が美しい
  自然にこぼれる美しい笑顔は、ポジティブな性格や気持ちの表れ。逆にネガティブば気持ちだと、笑顔になれないばかりか表情が乏しくなって、口角を引き上げる表情筋も衰えます。笑顔をキープできる習慣を身につけて!
 ●歯並びが美しい
  美しい歯並びも、口元の印象を美しくする大きな要素。歯並びが悪いと、自信をもって笑顔になれないうえ、噛み合わせの悪さが顎関節症や頭痛などの不調を招くこともあります。歯並びが気になる人は、矯正歯科などに相談するのもひとつの手です。
 ●虫歯などがなく歯が健康である
  笑ったときに口元からこぼれる白く輝く歯は、清潔感を与え、人から好印象をもたれるカギになります。虫歯や歯周病など、歯にトラブルがあると、見た目の美しさが損なわれ、口内環境も悪化。口臭の原因にもなるから要注意です。
 ●顔にゆがみがない
  口角が片側だけ上がっていたり、あごがどちらかにずれていたり、そんな風に顔がゆがんでいたら、口元の美しさはマイナス。普段から、片側だけでものを噛むクセがあると、筋肉が偏って付いて、顔のゆがみを招くことも。

死亡率、最も低いのは男女とも長野県 「病気予防に熱心」が要因 厚労省が年齢調整し算出

厚生労働省は1日、人口10万人当たりの年間死亡者数を表す都道府県別の年齢調整死亡率(10年)を算出し、男女とも長野が最も低かったと発表した。5年ごとに実施され、長野は男性が90年以降5回連続で最も低く、女性は前回05年調査で全国2番目に低かった。

 死亡率(単位は人)が低いのは、男性が長野477・3▽滋賀496・4▽福井499・9の順。女性は長野248・8▽新潟254・6▽島根254・7。逆に高いのは、男性が青森662・4▽秋田613・5▽岩手590・1。女性は青森304・3▽栃木295・7▽和歌山294・5――と続いた。

 年齢調整死亡率は、年齢構成の異なる地域間で病気などによる死亡状況を比較するため、統計上の処理を行い年齢構成をそろえた場合の死亡数を表す。

 長野の死亡率が低い理由を、同省は「保健師らによる食生活の改善運動や病気の予防対策に熱心に取り組んでいるためでは」と指摘。東北地方で高い地域が目立つのは「塩分摂取量などの食生活や喫煙といった生活習慣などの要因が考えられる」としている。

人口自然減、最大の20万4千人- 厚労省推計、震災の影響も

2011年1年間の出生数と死亡数の差である人口の「自然増減数」はマイナス20万4000人で、現在の手法で統計を取り始めた1947年以降で最大の減少幅を4年連続で更新したことが、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で分かった。自然減は5年連続で、減少幅は前年(マイナス12万5708人)から7万8000人拡大した。

 厚労省の担当者は、「高齢化に加え、多数の死者が出た東日本大震災の影響もある」としている。

 出生数は前年から1万4000人減の105万7000人で最少、死亡数は6万4000人増の126万1000人で最多だった。
 3大死因の死亡数は、悪性新生物(がん)が35万8000人、心疾患が19万8000人、脳血管疾患が12万6000人と推計されている。

免疫力を上げるオススメの入浴法

(1)入浴前にコップ1杯の水を飲む。血行がよりよくなります

(2)40度くらいのぬるめのお湯に、カモミールやラベンダーなどのアロマオ
   イルを2~3滴入れる。香りがリラクゼーション効果を高めます

(3)10分ほど浸かって体を芯から温めます

 体の冷えは、免疫力を下げる原因のひとつ。香りを楽しみながらじっくり体を
温めましょう。

おいしい食事の大切さ=當瀬規嗣 真健康論

毎日の食事をきちんと取ることは、健康で暮らしていくための必要最低限の条件です。食事をきちんと取るためには、食事がおいしくなければなりません。おいしい食事とは、もちろん味が良いことです。

 味を識別するしくみを味覚といい、食物の成分に反応して、それが「食べるべきもの」であるか、「食べるのは避けるべきもの」なのかを判別します。舌の表面やのどの奥には、食べ物の成分に反応して味を識別する味蕾(みらい)と呼ばれる器官が並んでいます。これによって識別される味は甘み、塩味、うまみ、酸味、苦みの5種類と考えられます。

 このうち、甘みは3大栄養素である糖分、アミノ酸、脂肪から感じ取られる感覚です。また、うまみは主にアミノ酸から感じ取られるものです。塩味はこれまた体に必要なナトリウム(いわゆる塩分)やカリウムなどの電解質から感じ取られる感覚です。この三つの味は、体に必要なものを判別するためのものなのです。ですから人はこの三つの味を好みます。

 一方、酸味は食べ物が酸性となって感じます。酸っぱいものは、腐敗を意味するので、本来は警告の味です。苦みはお焦げや薬草などの味で、本来は「毒物」を示唆する味でした。なので、人は酸味と苦みを避ける傾向があります。

 論より証拠、赤ちゃんに酸っぱいものや苦いものを与えると、顔をしかめ拒絶します。ところが、大人になると酸味や苦みに慣れてきて、むしろそれを好むようになります。苦いコーヒーを飲んで「うまい」とつぶやくのです。

 甘い食べ物だからといって必ずしもおいしいとは限らないことは十分ご承知でしょう。これらのことは、味覚が五つの味の組み合わせだけで形作られるものではなく、その人の経験や感情などが強く影響するということを示しています。

 つまり「おいしさ」は、五つの味の判定を総合して、さらに記憶や経験、その時の体調などが影響した結果、感じ取られるものなのです。おいしさを感じられると、栄養素が来たと体が判定して消化吸収も盛んになります。単に三度の食事をするだけでなく、食事をおいしく食べられるということが、健康の基本です。
毎日新聞社 12月4日(日)

お酒と薬 漬け込んで成分抽出

適度な飲酒は健康に良いと考える人が多いですね。お酒の効用として、緊張をとること、血液循環をよくすることなどが思いつきます。お酒に薬草の有効成分が溶け出すのは、ずばりアルコールのおかげです。これは化学でアルコール抽出と呼ばれる方法です。薬草の有効成分は水に溶けにくい性質を持つものが多く、水に浸しただけでは抽出できません。でも、アルコールには溶けるので、お酒に漬けると有効成分が抽出できるのです。実は、香りのデイ分もアルコール抽出しやすいのです。日本で言えば、梅酒、果実酒など、まむし酒というものもありますね。西洋ではリキュールです。カクテルの材料になるリキュールは、薬効を狙って、ハーブをお酒に漬け込んで作られたものが多いのです。
            2011.10.26 北海道新聞

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