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ショウガのこと 冷え解消は体内から

身近で血液循環を改善して体を温める効果があるものにショウガがあります。ショウガは漢方で生薬としても使われるぐらいハッキリとした血液循環改善作用が認められています。血液循環が改善すると、体が温まって新陳代謝が活発になり、汗をかくくらいです。また、胃腸の運動が正常化するので、食欲不振や便秘を解消し、吐き気も止めてしまう効果があります。消化吸収が進むとそれだけで体に熱が生じるので、体の中から温めることができます。
                2011.10.12 北海道新聞

出っ腹、ビールのせいじゃない…過食と運動不足

中高年男性にみられるぽっこりと出た「ビール腹」は、ビールを飲む量とは関係ないことが、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授らの調査でわかった。

 ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかった。13日から名古屋市で開かれるアルコール・薬物依存関連学会合同学術総会で発表する。

 同大学などのグループは2005-08年、無作為で抽出した滋賀県草津市内の40-70歳代の男性1095人に面談し、飲酒量や腹囲などを調べた。アルコールの総摂取量のうち、ビールが30%を超える「ビール党」(166人)の腹囲は平均85・3センチだったのに対し、日本酒などほかの酒を主に飲んだり、飲酒しなかったりする「非ビール党」(924人)は85・5センチで、0・2センチ大きかった。腹囲85センチ以上は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の基準に該当する。

 年代別に見ると、50-60歳代ではビール党の腹囲が上回ったが、差は0・3-0・8センチしかなく、40歳代と70歳代では非ビール党が0・3-1・8センチ大きかった。日本酒などを含む飲酒の総量も、統計的に計算すると、腹囲とはあまり関係なかった。同グループでは、食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因とみる。
2011年10月12日 提供:読売新聞

緊張への対処 当たり前と開き直って

人はいろいろな場面で必ず緊張します。これは、生物としての正当な反応です。デンデン虫をつつくと角も頭も引っ込みます。ヘビににらまれたカエルは動けません。ネコをいじめると毛を逆立てます。すべて生き物として生存をかけた反射です。緊張は精神よりはるかに基本的なしくみで成り立っています。精神がないデンデン虫のように・・・。緊張は植物を含めて、およそ生物に備わっている基本的な反応です。緊張しないと思っている人は、緊張を無視しているだけです。緊張しないように事前に対処するのは、無駄なことです。人は緊張するのが当たり前なのです。緊張に対する人の反応を説明するストレス学説では、緊張してドキドキする時期を警告反応期といいます。実は、これは短時間で終わります。少しだけ時間がたてば緊張は抜けるのです。この時期を対抗期といいます。生物が体の反応で緊張を乗り越えようとするからです。緊張しないと思っている人は、警告反応期に当惑して混乱するのです。緊張すると開き直って、緊張した後に何をするかが大事なのですね。
                2011.10.5

迷信 血液型と性格は無関係

今頃は、ちょうど大学生の就職活動がスタートした時期です。それも4年生ではなく、3年生の活動なのですから、これも驚きですが・・・。そんな人生を左右する就職面接で、血液型を聞く人事担当者が多いというのです。そのニュースの中でインタビューされた人事担当者が「適正な人事配置の参考のため」と平然と答えたのだそうです。「血液型占い」で人生が左右されているとは、もってのほかです。恐れていたことが起こり始めています。「血液型占い」の迷信は日本全体にはびこっています。もう一度言います。血液型と性格の間には何ら関係はありません。科学的根拠はなしです。こんな迷信がはびこる日本は、とても文明国とはいえません。 (とうせ・のりつぐ=札医大医学部教授)
                北海道新聞 2011.9.7

100歳以上が4万7千人 41年連続増、男女とも最多 トップは2年続けて島根

 100歳以上の高齢者は今年、過去最多の4万7756人に上ることが13日、「敬老の日」を前にした厚生労働省の調査で分かった。昨年より3307人増え、41年連続の増加。男女ともに過去最多を更新した。100歳以上の割合が最も高かったのは島根県で、2年連続。

 新たに100歳になるのは、1683人増の2万4952人。昨年は高齢者不明問題が発覚し、所在確認の在り方が問題となった。厚労省は毎年、新たに100歳になる人に記念品を贈っており「自治体が面接や医療保険・介護保険の利用状況で生存を確認した」と説明。

 一方、101歳以上は住民基本台帳を基に各自治体が報告した人数で、東日本大震災で行方不明となったままの人が含まれている可能性もあるが「調査しておらず分からない」としている。

 9月15日で100歳以上になる人数を1日時点でまとめた。男性は6162人(昨年比293人増)、女性は4万1594人(同3014人増)。女性の占める割合は87・1%で最も高くなった。

 国内最高齢は佐賀県基山町の長谷川(はせがわ)チヨノさんで、1896(明治29)年11月20日生まれの114歳。男性は京都府京丹後市の木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんで1897(明治30)年4月19日生まれの114歳で、男性の世界最高齢としてギネスブックに登録されている。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は37・29人。都道府県別では島根(75・70人)が1位、次いで高知(67・58人)、沖縄(66・04人)の順。沖縄は2009年まで37年連続1位だったが、昨年は2位。さらに3位になった点について厚労省は「沖縄は人口が増え、島根、高知は減少したため、相対的に高齢者の割合が小さくなったのだろう」としている。

 少ないのは埼玉(21・13人)、愛知(23・80人)、千葉(25・49人)。

 調査を始めた1963年は100歳以上は153人だった。98年に1万人を超え、2009年に4万人を突破した。
2011年9月13日 提供:共同通信社

自転車は長く乗るより速く走る方が死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果大

自転車による運動は、より速く走る方が、長時間走るよりも、死亡や冠動脈性心疾患死のリスク低減に効果があるようだ。例えば、1日30分未満、ゆっくりした速度で自転車に乗るよりも、速い速度で乗った方が、生存期間の期待値は男性で5.3年、女性で3.9年増加するという。デンマークBispebjerg University HospitalのPeter Schnohr氏らが、約2万人の成人を対象に行ったコホート試験であるCopenhagen City Heart Studyの結果の一部を分析し明らかにした。8月31日までパリで開催された欧州心臓病学会(ESC2011)で発表した。

鼻をくんくん 空気吸い上げ香り感知

お花の香りを楽しもうとするとき、私たちはまず花に鼻を近づけます。そうして「くんくん」と鼻腔に空気を吸い上げる感じにして香りを強くハッキリと感じ取ります。とうことは、普段、鼻で呼吸をしているときには、あまり香りを感じないで過ごしていることになります。通常の呼吸をしているときには、比較的隙間が広く、ノドに近い、下鼻甲介のあたりの隙間を空気が通過します。しかし、このあたりの粘膜にはにおいを感じるしくみはありません。においを感じるしくみは嗅上皮と呼ばれる粘膜で、上鼻甲介のさらに上の鼻腔の天井部分にあります。空気中のにおいの元になる物質は、嗅上皮に接触することで、はじめてにおいとして感じられるのです。

記憶力をあげるお酒があります

お酒って、、、

あまり良いイメージをもっていない人も多いですよね
でも最近面白いことを知りました
記憶力をあげるお酒があったんです。
もちろん溺酔するまで呑んだらだめですが
とあるお酒が科学的に記憶力をあげるという事が
実験で明らかになったんです
そのお酒とは
赤ワイン
どこでも買える身近なお酒ですよね
実験はこんな風に行われました
赤ワイン、白ワインを
3週間、少量ずつ異なるマウスに飲ませ
記憶や学習にかかわる脳器官の変化を調べました
すると、赤ワインを飲んだマウスは
神経細胞を活性化させる物質が通常の1.5倍に増え、
神経細胞の再生や情報伝達スピードが向上
一方、白ワインでは効果がなかったとのこと。
迷路を解かせる訓練でも、
赤ワインを飲んだマウスの所要時間は
白ワインを飲んだマウスの約半分。
学習能力も向上していた、、、。
名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授によると
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種である
「レスベラトロール」という物質に
脳の認知機能を向上させる働きがあるみたいです
今夜は赤ワイン、呑みますか(笑)

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