記事一覧

免疫力を上げるオススメの入浴法

(1)入浴前にコップ1杯の水を飲む。血行がよりよくなります

(2)40度くらいのぬるめのお湯に、カモミールやラベンダーなどのアロマオ
   イルを2~3滴入れる。香りがリラクゼーション効果を高めます

(3)10分ほど浸かって体を芯から温めます

 体の冷えは、免疫力を下げる原因のひとつ。香りを楽しみながらじっくり体を
温めましょう。

おいしい食事の大切さ=當瀬規嗣 真健康論

毎日の食事をきちんと取ることは、健康で暮らしていくための必要最低限の条件です。食事をきちんと取るためには、食事がおいしくなければなりません。おいしい食事とは、もちろん味が良いことです。

 味を識別するしくみを味覚といい、食物の成分に反応して、それが「食べるべきもの」であるか、「食べるのは避けるべきもの」なのかを判別します。舌の表面やのどの奥には、食べ物の成分に反応して味を識別する味蕾(みらい)と呼ばれる器官が並んでいます。これによって識別される味は甘み、塩味、うまみ、酸味、苦みの5種類と考えられます。

 このうち、甘みは3大栄養素である糖分、アミノ酸、脂肪から感じ取られる感覚です。また、うまみは主にアミノ酸から感じ取られるものです。塩味はこれまた体に必要なナトリウム(いわゆる塩分)やカリウムなどの電解質から感じ取られる感覚です。この三つの味は、体に必要なものを判別するためのものなのです。ですから人はこの三つの味を好みます。

 一方、酸味は食べ物が酸性となって感じます。酸っぱいものは、腐敗を意味するので、本来は警告の味です。苦みはお焦げや薬草などの味で、本来は「毒物」を示唆する味でした。なので、人は酸味と苦みを避ける傾向があります。

 論より証拠、赤ちゃんに酸っぱいものや苦いものを与えると、顔をしかめ拒絶します。ところが、大人になると酸味や苦みに慣れてきて、むしろそれを好むようになります。苦いコーヒーを飲んで「うまい」とつぶやくのです。

 甘い食べ物だからといって必ずしもおいしいとは限らないことは十分ご承知でしょう。これらのことは、味覚が五つの味の組み合わせだけで形作られるものではなく、その人の経験や感情などが強く影響するということを示しています。

 つまり「おいしさ」は、五つの味の判定を総合して、さらに記憶や経験、その時の体調などが影響した結果、感じ取られるものなのです。おいしさを感じられると、栄養素が来たと体が判定して消化吸収も盛んになります。単に三度の食事をするだけでなく、食事をおいしく食べられるということが、健康の基本です。
毎日新聞社 12月4日(日)

お酒と薬 漬け込んで成分抽出

適度な飲酒は健康に良いと考える人が多いですね。お酒の効用として、緊張をとること、血液循環をよくすることなどが思いつきます。お酒に薬草の有効成分が溶け出すのは、ずばりアルコールのおかげです。これは化学でアルコール抽出と呼ばれる方法です。薬草の有効成分は水に溶けにくい性質を持つものが多く、水に浸しただけでは抽出できません。でも、アルコールには溶けるので、お酒に漬けると有効成分が抽出できるのです。実は、香りのデイ分もアルコール抽出しやすいのです。日本で言えば、梅酒、果実酒など、まむし酒というものもありますね。西洋ではリキュールです。カクテルの材料になるリキュールは、薬効を狙って、ハーブをお酒に漬け込んで作られたものが多いのです。
            2011.10.26 北海道新聞

ショウガのこと 冷え解消は体内から

身近で血液循環を改善して体を温める効果があるものにショウガがあります。ショウガは漢方で生薬としても使われるぐらいハッキリとした血液循環改善作用が認められています。血液循環が改善すると、体が温まって新陳代謝が活発になり、汗をかくくらいです。また、胃腸の運動が正常化するので、食欲不振や便秘を解消し、吐き気も止めてしまう効果があります。消化吸収が進むとそれだけで体に熱が生じるので、体の中から温めることができます。
                2011.10.12 北海道新聞

出っ腹、ビールのせいじゃない…過食と運動不足

中高年男性にみられるぽっこりと出た「ビール腹」は、ビールを飲む量とは関係ないことが、滋賀医科大の上島弘嗣・特任教授らの調査でわかった。

 ビールをよく飲む中高年の男性と、そうでない人を比べても、腹囲に差はみられなかった。13日から名古屋市で開かれるアルコール・薬物依存関連学会合同学術総会で発表する。

 同大学などのグループは2005-08年、無作為で抽出した滋賀県草津市内の40-70歳代の男性1095人に面談し、飲酒量や腹囲などを調べた。アルコールの総摂取量のうち、ビールが30%を超える「ビール党」(166人)の腹囲は平均85・3センチだったのに対し、日本酒などほかの酒を主に飲んだり、飲酒しなかったりする「非ビール党」(924人)は85・5センチで、0・2センチ大きかった。腹囲85センチ以上は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の基準に該当する。

 年代別に見ると、50-60歳代ではビール党の腹囲が上回ったが、差は0・3-0・8センチしかなく、40歳代と70歳代では非ビール党が0・3-1・8センチ大きかった。日本酒などを含む飲酒の総量も、統計的に計算すると、腹囲とはあまり関係なかった。同グループでは、食べ過ぎと運動不足が「ビール腹」の原因とみる。
2011年10月12日 提供:読売新聞

緊張への対処 当たり前と開き直って

人はいろいろな場面で必ず緊張します。これは、生物としての正当な反応です。デンデン虫をつつくと角も頭も引っ込みます。ヘビににらまれたカエルは動けません。ネコをいじめると毛を逆立てます。すべて生き物として生存をかけた反射です。緊張は精神よりはるかに基本的なしくみで成り立っています。精神がないデンデン虫のように・・・。緊張は植物を含めて、およそ生物に備わっている基本的な反応です。緊張しないと思っている人は、緊張を無視しているだけです。緊張しないように事前に対処するのは、無駄なことです。人は緊張するのが当たり前なのです。緊張に対する人の反応を説明するストレス学説では、緊張してドキドキする時期を警告反応期といいます。実は、これは短時間で終わります。少しだけ時間がたてば緊張は抜けるのです。この時期を対抗期といいます。生物が体の反応で緊張を乗り越えようとするからです。緊張しないと思っている人は、警告反応期に当惑して混乱するのです。緊張すると開き直って、緊張した後に何をするかが大事なのですね。
                2011.10.5

迷信 血液型と性格は無関係

今頃は、ちょうど大学生の就職活動がスタートした時期です。それも4年生ではなく、3年生の活動なのですから、これも驚きですが・・・。そんな人生を左右する就職面接で、血液型を聞く人事担当者が多いというのです。そのニュースの中でインタビューされた人事担当者が「適正な人事配置の参考のため」と平然と答えたのだそうです。「血液型占い」で人生が左右されているとは、もってのほかです。恐れていたことが起こり始めています。「血液型占い」の迷信は日本全体にはびこっています。もう一度言います。血液型と性格の間には何ら関係はありません。科学的根拠はなしです。こんな迷信がはびこる日本は、とても文明国とはいえません。 (とうせ・のりつぐ=札医大医学部教授)
                北海道新聞 2011.9.7

100歳以上が4万7千人 41年連続増、男女とも最多 トップは2年続けて島根

 100歳以上の高齢者は今年、過去最多の4万7756人に上ることが13日、「敬老の日」を前にした厚生労働省の調査で分かった。昨年より3307人増え、41年連続の増加。男女ともに過去最多を更新した。100歳以上の割合が最も高かったのは島根県で、2年連続。

 新たに100歳になるのは、1683人増の2万4952人。昨年は高齢者不明問題が発覚し、所在確認の在り方が問題となった。厚労省は毎年、新たに100歳になる人に記念品を贈っており「自治体が面接や医療保険・介護保険の利用状況で生存を確認した」と説明。

 一方、101歳以上は住民基本台帳を基に各自治体が報告した人数で、東日本大震災で行方不明となったままの人が含まれている可能性もあるが「調査しておらず分からない」としている。

 9月15日で100歳以上になる人数を1日時点でまとめた。男性は6162人(昨年比293人増)、女性は4万1594人(同3014人増)。女性の占める割合は87・1%で最も高くなった。

 国内最高齢は佐賀県基山町の長谷川(はせがわ)チヨノさんで、1896(明治29)年11月20日生まれの114歳。男性は京都府京丹後市の木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんで1897(明治30)年4月19日生まれの114歳で、男性の世界最高齢としてギネスブックに登録されている。

 人口10万人当たりの100歳以上の人数は37・29人。都道府県別では島根(75・70人)が1位、次いで高知(67・58人)、沖縄(66・04人)の順。沖縄は2009年まで37年連続1位だったが、昨年は2位。さらに3位になった点について厚労省は「沖縄は人口が増え、島根、高知は減少したため、相対的に高齢者の割合が小さくなったのだろう」としている。

 少ないのは埼玉(21・13人)、愛知(23・80人)、千葉(25・49人)。

 調査を始めた1963年は100歳以上は153人だった。98年に1万人を超え、2009年に4万人を突破した。
2011年9月13日 提供:共同通信社

過去ログ