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伝統的な沖縄食が高血圧予防に有効――チャンプルースタディ

伝統的な沖縄食は、高血圧予防に有効であることが示された。食事介入試験であるチャンプルースタディの成果で、琉球大学医学部の等々力英美氏(写真)らが10月9日、札幌市で開催されている日本高血圧学会で発表した。心血管疾患予防のモデル食であるDASH食と同様の効果が期待できることから、アジア発のモデル食として注目を集めそうだ。

家庭血圧の自己記録は低めに書かれる

高血圧診療において朝の血圧値の重要性を指摘するエビデンスは次々と示され
ているが、日常診療で応用するには家庭血圧の正確な記録があってこそ。しかし、
患者の自己記録に任せていると、実際の血圧値よりも低めに記録されていること
がしばしばありそうだ。こんな調査結果を、高知大学老年病・循環器・神経内科
学教室の西永正典氏らが10月11日、札幌で開催された第31回日本高血圧学会
(JSH2008)のポスターセッションで報告した。

おめでとう日本ハム クライマックスシリーズ第2ステージへ

日本ハムのここぞという時の勝負強さと運には、驚かされます。特にベテラン陣
藤井は、ペナントレースでは勝ち星に恵まれなかったのに活躍
坪井は、ほとんど2軍だったのに4打数4安打で活躍
稲葉は、けがで欠場でしたが
  これからももう一花咲かせてください!

こんにゃくゼリー販売自粛

某こんにゃくゼリー販売会社は、表示を現時点で改正できないため、現在市販されているゼリー販売を一時自粛することにした。

製造元にゼリーの自主回収促す=1歳児の窒息死事故受け-野田消費者相

兵庫県の1歳男児がこんにゃく入りゼリーをのどに詰まらせて先月に死亡した事故で、野田聖子消費者行政担当相は2日午後、製造元の「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の鶴田征男会長らを内閣府に呼び「今回また犠牲者が出たことを厳しく受け止めている」と述べ、再発防止に一層取り組むよう求めた。その上で、同社が警告表示の内容を改めるまでの間「今流通している商品は回収してはどうか」と、自主回収を促した。 
10月2日17時46分配信 時事通信

(院長談)摂食・嚥下障害のある患者さんを診ていますがこんにゃくゼリーとは、ゼリーではありません。窒息の可能性が高いので幼児、高齢者は注意してください。

1日1個のリンゴでココロもカラダも医者要らず」

いよいよリンゴのシーズン到来です。つやつやして丸くて紅い、太陽のような
リンゴの実。「1日1個のリンゴで医者要らず(An apple a day keeps the doctor
away.)」というイギリスの諺のとおり、医学的にも実力派の果物です。塩分の
濃い保存食の多かった東北地方のなかで、リンゴの栽培地だけは高血圧による疾
病の死亡率が格段に低い、というデータが動かぬ証拠!

 リンゴを食べるときは、残留農薬の心配のない素性の確かなリンゴを選んで、
ぜひ、丸かじりしてください。メタボ対策の秘密は皮にあるからです。
 皮に多く含まれる水溶性のペクチンが腸の内部でスライムのように膨らんで、
腸壁こびりついたコレステロールをこそげ落としてくれるのです。その上、リン
ゴ100g中に110mgも含まれているカリウムが、体内の余分な塩分を身体の外に捨
ててくれます。
 ヨーロッパではリンゴが太古から珍重され、ギリシア神話や北欧の神話にも神
様が“不老不死のリンゴ”を食べて永遠の青春を保つ物語が伝えられています。
 日本に中国から入って来たのは平安時代。「和リンゴ」とよばれる小さくて酸
味の強いものでした。


                       コラムニスト 鈴木 百合子

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http://www.gcdental.co.jp/column/vol145.html

「子どもの学校外での学習」 文部科学省

文部科学省が子どもの学校外での学習活動に関する実態調査の結果を発表し
ました。
 それによりますと学習塾に通う公立小学生は前回調査(平成5年)から2.3ポ
イント増え過去最高の25.9%でした。
 小学1年生の15.9%(同3.7ポイント増)小学2年生の19.3%(同5.2ポイント増)
と低年齢化の傾向。
 逆に習い事は72.5%で同4.4ポイント減っています。中学生では、学習塾に通
うのは53.5%で同2.4ポイント減少しましたが、ピアノやスポーツなどの習い事
は31.2%で同2.9ポイント増となっています。
 また、塾通いが過熱しているかについて、保護者全体の60.6%が「そう思う」
と回答し、「思わない」は6.6%にとどまっていました。
 過熱の理由を聞いたところを(複数回答)「学校だけでの学習に対する不安」
(66.5%)、「学歴重視の社会風潮」(59.9%)などでした。
 この調査は平成19年11月に全国の小1から中3の保護者約6万8,000人と小3
から中3の児童・生徒約5万3,000人を対象に実施したものです。

アジア人に非喫煙者の肺癌が多いのは「油」のせい?

非喫煙者(never-smoker)の肺癌死亡率は、一般に女性より男性の方が高く、アジアに住むアジア人やアフリカ系アメリカ人の方が、欧州に住んでいる人よりも高い。また、アジアに住むアジア人やアフリカ系アメリカ人では、男性よりも女性の方が、非喫煙者の肺癌発症頻度が高かった。
男性では、非喫煙者では100人に1.1人の肺癌リスクに対して、喫煙者では5人に1人と急増する。女性では100人に0.8人から8人に1人となる。喫煙のリスクの高さを改めて感じる、驚くべきデータである。
そして、もう一つの注目すべき解析結果は、アジアに住むアジア人とアフリカ系アメリカ人は、欧州系の人たちより肺癌罹患率も死亡率も高いということである。
この原因についてNYTは、この論文の著者(Dr. Thun)のコメントとして、“食用油の蒸気吸入を疑っているようである。確かに、中国料理でも韓国料理でも、油を使った料理が多い印象はある。日本料理なら「天ぷら」か。でも、アフリカ系アメリカ人の場合はどうなんだろう?

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