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1日1個のリンゴでココロもカラダも医者要らず」

いよいよリンゴのシーズン到来です。つやつやして丸くて紅い、太陽のような
リンゴの実。「1日1個のリンゴで医者要らず(An apple a day keeps the doctor
away.)」というイギリスの諺のとおり、医学的にも実力派の果物です。塩分の
濃い保存食の多かった東北地方のなかで、リンゴの栽培地だけは高血圧による疾
病の死亡率が格段に低い、というデータが動かぬ証拠!

 リンゴを食べるときは、残留農薬の心配のない素性の確かなリンゴを選んで、
ぜひ、丸かじりしてください。メタボ対策の秘密は皮にあるからです。
 皮に多く含まれる水溶性のペクチンが腸の内部でスライムのように膨らんで、
腸壁こびりついたコレステロールをこそげ落としてくれるのです。その上、リン
ゴ100g中に110mgも含まれているカリウムが、体内の余分な塩分を身体の外に捨
ててくれます。
 ヨーロッパではリンゴが太古から珍重され、ギリシア神話や北欧の神話にも神
様が“不老不死のリンゴ”を食べて永遠の青春を保つ物語が伝えられています。
 日本に中国から入って来たのは平安時代。「和リンゴ」とよばれる小さくて酸
味の強いものでした。


                       コラムニスト 鈴木 百合子

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http://www.gcdental.co.jp/column/vol145.html

「子どもの学校外での学習」 文部科学省

文部科学省が子どもの学校外での学習活動に関する実態調査の結果を発表し
ました。
 それによりますと学習塾に通う公立小学生は前回調査(平成5年)から2.3ポ
イント増え過去最高の25.9%でした。
 小学1年生の15.9%(同3.7ポイント増)小学2年生の19.3%(同5.2ポイント増)
と低年齢化の傾向。
 逆に習い事は72.5%で同4.4ポイント減っています。中学生では、学習塾に通
うのは53.5%で同2.4ポイント減少しましたが、ピアノやスポーツなどの習い事
は31.2%で同2.9ポイント増となっています。
 また、塾通いが過熱しているかについて、保護者全体の60.6%が「そう思う」
と回答し、「思わない」は6.6%にとどまっていました。
 過熱の理由を聞いたところを(複数回答)「学校だけでの学習に対する不安」
(66.5%)、「学歴重視の社会風潮」(59.9%)などでした。
 この調査は平成19年11月に全国の小1から中3の保護者約6万8,000人と小3
から中3の児童・生徒約5万3,000人を対象に実施したものです。

アジア人に非喫煙者の肺癌が多いのは「油」のせい?

非喫煙者(never-smoker)の肺癌死亡率は、一般に女性より男性の方が高く、アジアに住むアジア人やアフリカ系アメリカ人の方が、欧州に住んでいる人よりも高い。また、アジアに住むアジア人やアフリカ系アメリカ人では、男性よりも女性の方が、非喫煙者の肺癌発症頻度が高かった。
男性では、非喫煙者では100人に1.1人の肺癌リスクに対して、喫煙者では5人に1人と急増する。女性では100人に0.8人から8人に1人となる。喫煙のリスクの高さを改めて感じる、驚くべきデータである。
そして、もう一つの注目すべき解析結果は、アジアに住むアジア人とアフリカ系アメリカ人は、欧州系の人たちより肺癌罹患率も死亡率も高いということである。
この原因についてNYTは、この論文の著者(Dr. Thun)のコメントとして、“食用油の蒸気吸入を疑っているようである。確かに、中国料理でも韓国料理でも、油を使った料理が多い印象はある。日本料理なら「天ぷら」か。でも、アフリカ系アメリカ人の場合はどうなんだろう?

おめでとう!イチロー選手

イチローが8年連続200安打達成! 
2008年9月18日 (日本人ハイライト)

イチローが、ロイヤルズ戦の8回にこの日3安打目となる内野安打。あと3本に迫っていたメジャータイ記録となる8年連続200安打を「猛打賞」で達成した。
107年ぶりの快挙だそうです。2000本安打までガンバレ~!

骨粗鬆症治療薬チボロンで脳卒中リスク上昇

海外で骨粗鬆症治療薬として用いられているチボロンについて、骨折予防効果に加えて乳癌、心血管疾患に対する影響を調べた結果、高齢女性に対するチボロン投与は複数の利益をもたらすものの、脳卒中リスクを2.2倍に高めることが示された。米国California Pacific Medical Center Research InstituteのSteven R. Cummings氏らの報告で、詳細はNEJM誌2008年8月14日号に掲載された。

スポーツ医学 進歩急ピッチ 治療から運動機能向上へ

アスリートを医療の面から支えるスポーツ医学の歴史は、長い。現在スポーツの発展と共に競技によるケガの治療や予防だけでなく、全身の運動機能を最大限に発揮できるようなサポートを追求するようになってきた。
 国家的な取り組みとしては欧米諸国が先行してきたが、日本でも2001年スポーツ医学の中枢研究機関として国立スポーツ科学センターが発足。研究成果を選手や競技団体に提供し、競技レベルの向上を裏から支える役割を担っている。
 今回の北京オリンピックには、医師37人、トレーナー60人の医療スタッフを派遣している。
           日本経済新聞 2008.8.10

「水に関する世論調査」 内閣府

このたび、内閣府が「水に関する世論調査」の結果を発表しました。
 「普段、水をどのように飲んでいるか」を聞いたところ(複数回答)、「水
道水をそのまま飲んでいる」が37.5%ともっとも高く、次いで「浄水器を設置
して水道水を飲んでいる」32.0%、「ミネラルウオーターなどを購入して飲ん
でいる」29.6%、「水道水を一度沸騰させて飲んでいる」27.7%などの順にな
っています。
 また、「普段の生活でどのような水の使い方をしているか」を聞いたところ、
「豊富に使っている」が25.8%(「節水のことは考えず、豊富に使っている」
4.0%+「節水は必要と思いながらも豊富に使っている」21.8%)、「節水し
ている」が72.4%(「ある程度節水しながら使っている」58.3%+「まめに節
水して使っている」14.0%)となっています。
 節水している人(1,331人)に「どのような面で節水を心掛けているか」を
聞いたところ(複数回答)、「風呂」での節水が71.2%でトップで、以下、
「洗濯」55.6%、「洗面」50.3%、「炊事」40.8%の順となっていました。
 この調査は、今年6月、全国で20歳以上の3,000人を対象に個別面接方式で実
施し、1,839人から回答を得たものです。

季節のメンテナンスはスキンケアから」

熱戦に湧いた北京オリンピックも終わり、季節は夏から秋へとかわります。
 今年は天気の方も相変わらずの暑い夏でした。そろそろ、夏の疲れが出る頃で
すね。普段、かなり健康な人でも、紫外線が毎年5月から8月にピークを迎える
せいで、免疫機能がダメージをうけているはずです。

 まず、鏡を見てください。疲れ、紫外線、寝不足、冷房、食生活の乱れなど、
その影響が真っ先に出るのは顔の肌。お肌にハリとツヤがありますか? シミや
シワやニキビが増えていませんか? 表情はいかがですか?
 一つでも気になるところがあったら、早速、作戦開始です。

 最初は基本のスキンケア。ご自分のスキンタイプにあった洗顔料を用意します。
(1)洗顔料手のひらにとり、ぬるま湯(30~35度)を少しずつ加えながらシッカリ
泡立てます。(2)その泡でマッサージするように洗います。(3)洗顔料が残ら
ないように洗い流します。(4)化粧水で水分補給と保湿をします。(5)普通肌
の人は乳液、乾燥肌の人は美容液を使いましょう。皮脂の多い人には必要ありま
せん。


                      コラムニスト 鈴木 百合子

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