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「こどもの数」 総務省

総務省が発表いたしました推計人口によりますと、4月1日現在の子ども(15歳
未満)の数は、前年に比べ13万人少ない1,725万人で昭和57年から27年連続の減少
となり過去最少を更新いたしました。
 男女別では、男子884万人、女子が841万人で男性が女性より43万人多くなって
います。
 3歳ごとの年齢層別では、中学生(12~14歳)が359万人で最も多く、0~2歳が
324万人で最少でした。年齢層が低くなるほど子供の数は少なくなっています。
 昭和25年には総人口の3分の1を超えていましたこどもの割合も、昨年より0.1
ポイント下がり13.5%と34年連続で低下し、過去最低となり世界でも最低水準に
なっています。
 また、都道府県別にみた人口に占める子供の割合(2007年10月1日現在)は、
沖縄が18.1%と最も高く、次いで滋賀県が15.2%、愛知県が14.7%などとなって
おり、東京都が11.7%と最も低くなっています。
 前年と比べ、子供の割合が上昇したのは東京都のみで、神奈川県、京都府、
大阪府、福岡県は横ばいでその他の道県では低下しています。低下した42道県
のうち、岩手県が0.4ポイント低下と低下幅が最大でした。

ストレス その1

体調を崩しやすいこの時期など、寒さで免疫力が下がってしまうので、注意が必要です。その上、年末年始が近づいてくると気忙しくなって仕事も忙しくなり…といろんな意味でストレスが増えてきますね。そこで今回は、このストレスについて探ってみようと思います。
医療や看護介護現場に携わるスタッフの「ストレス」ってとっても多いと思います。どんな状況でも、冷静な判断力を要求される現場。質の良い看護、介護を提供するためには、日々勉強してゆく必要もあり、エネルギーも必要です。余裕ある心で常に患者さんに接してゆくためにも、いわゆる「ストレス」をうまく発散できるコツだったり、方法だったり、そんなものが身についたらきっといいでしょうね。

では、「ストレス」とはそもそも何でしょう。

これは「ストレッサー」と呼ばれる刺激が原因によって引き起こされる心と体の歪みです。

カナダの生理学者のセリエ博士が「ストレス」学説という形で発表してから広く使われるようになりました。

では、ストレスの原因ってそもそも何なのでしょう?ストレスは主に、

1. 騒音・温度・大気汚染などの物理的化学的ストレス。
2. 過労、病気、睡眠不足、栄養不足などの生理的ストレス。
3. 人間関係の葛藤、欲求不満、不安、緊張などの心理的・社会的ストレス。
この3つに大きくは分かれます。

結局、生きている限り、さまざまなものがストレスとなって私たちの体と心を刺激し続けていくということですね。

しかし、体にとってはストレスなのですから、このような刺激が体に生じるとこれを解消しようとして防御反応が働きます。でも、この防御反応が問題で、イライラして集中できない・疲れやすい・睡眠不足・食欲不振などが起きてしまいます。そして、これらの状態が続くことによって免疫力も下がり、病気にかかりやすくなってしまいます。

また、「ストレス」というと有害なものと捉われがちですが、適度なストレスがあることが、心地よい緊張をもたらしてくれたり、やる気を起こさせてくれたりして、次の行動のエネルギーになるのです。

なぜなら、人間は、困難な状況を乗り越えて成長してゆく能力が生まれつき備わっているからなのです。確かにそうだけれど、改めて考えてみると人間ってすごいんだなぁって感心します。

 「社会意識に関する世論調査」 内閣府

この度内閣府は、「社会意識に関する世論調査」の結果を発表しました。
この調査は、社会や国に対する国民の基本的意識の動向を調査するとともに少
子高齢化等の社会の在り方に関する国民の意識を調査し、広く行政一般のため
の基礎資料とすることを目的としています。この中で、現在の日本で「悪い
方向に向っている分野」(複数回答)を聞いたところ、「景気」を挙げた人が
が43.5%で首位。ついで「物価」(42.3%)「食糧」(40.9%)「国の財政」
(37.6%)の順でした。
 昨年1月の前回調査と比較してみますと「景気」は21.1%から約2倍。「物価」
は同14.6%、「食糧」は同13.0%から約3倍に上昇していました。
 一方、「良い方向に向っている分野」はトップが前回に続き「科学技術」
(21.2%)で、以下、「通信・運輸」(17.9%)「国際化」(16.6%)「医療
福祉」(15.1%)でした。また、現在世相をひとことで言えば、明るいイメ
ージは、「平和である」(53.9%)以下、「安定している」(27.1%)「おも
いやりがある」(10.8%)の順となっており、暗いイメージとしては「無責任
の風潮が強い」(55.6%)「自分本位である」(47.5%)、「ゆとりがない」
(37.3%)などの順になっていました。
 「調査は2月7日から2月4日まで全国成人男女1万人を対象に実施したもので回
収率は、54.9%でした。

現代とストレス

今や世の中ストレス流行だ。仕事をすればストレス、勉強すればストレス、人と会ってもストレス・だ。
 本来ストレスとは力によって物体に生ずるゆがみを意味する工学用語だ。生体に有害なものを不快ストレス(distress)、適度の緊張は快適ストレス(eustress)という。人は加重がかかるとストレスを感じるのだが、無重力状態でも人は生きていけないと言うことだ。
 無重力状態だと人はまず筋肉が退化する。ちなみに2日間寝たきりだと筋肉は1歳老化してしまうそうだ。だから適度なストレスは重要なのだが、近頃は不快ストレスばかりが多く目立ち、何でもストレスのせいにしてるように思う。
 朝の通勤ラッシュはそりゃあひどいものだ。山手線も200%乗車でぎゅーぎゅー寿司詰め状態。みんなぴりぴりだ。ぎゃーっと声を出しそうになる。だって私が肌を接している人は当然知らない人なんだからね!やっと座れた電車の席でも、隣に変な人がいると、体全体に力がはいっちゃってかえって疲れちゃうのよね。でも・好きな人と一緒だったら・・ふふ・・ぎゅーっとされてもうれしいものだよね・・


人には快適空間がある。親密度合いで空間は狭まる。親密度の高い関係は50センチ以内、社会的距離は1メートル、それ以上は無関係か警戒距離だ。動物は必ずこの距離を本能的に測っている。本当に愛し合っているカップルや、親子間ではコミュニケーション間隔は限りなく0mmに狭まる。さらに荷重がかかってもむしろ快感なのだ。ぎゅーっとハグ!それを人はストレスとは言わない。
だけど人間関係に好ましくない距離の接近と加重(ストレス)が加わると人のバランスは一気に崩れてしまうのだ。身体全体に防衛反応が働いてしまい、コルチゾールホルモンが一気に高まり、身体のホモシスタシスが崩れてしまうのだ!歯科衛生士はいつも患者さんと50センチ以内の距離で接している。愛情関係距離?だ!
 患者さんは嫌でも離れることができない。だから患者さんとのコミュニケーションには人との空間的バランス感覚が最も大切なんだ、と思っている。患者さんもストレスがある。患者さんはユニット上では絶えず不安定な内的ストレス状態だ。こんな時はそのままよりも軽い毛布1枚かけてあげると安心できる。怖がっている人には少し重い毛布(荷重)を肩までかけてあげるとよい。ストレス加重も使いようですよ!

租税特別措置法改正案

失効からわずか1カ月。が30日、衆院で再可決され、ガソリン税などの暫定税率が復活した。1日以降、店頭のガソリン価格上昇は必至だ。「車を手放せということか」「政党の都合で振り回されてばかり」。生活必需品の値上げが続く中、暮らしへの重しがまた一つ増え、ドライバーの口からは次々と不満が漏れる。
との記事があり、昨日125円だったガソリンが本日7時では、156円となっておりました。往診には、車が欠かせませんので訪問交通費を当院が負担しているため片道15㌔の所の患者さんもおりますので無理をしない運転を心がけます。

湿潤療法(モイストウンドヒーリング)

思わぬケガをした場合、以前は「消毒して傷口を乾燥させる」のが医学的な
常識でしたが、このごろ、「消毒せず、傷口も乾燥させない方が治りがいい」
という真逆の説が有力になってきました。
 たとえば擦過傷を湿潤療法で治療する場合、消毒せずに水で洗って、あとは
滅菌ガーゼなどで水分を拭いぴったりと傷口をおおうだけ。ただし、傷口に砂
や木屑などの混入が疑われる場合は、直ちに医療機関で必要な処置をし、傷の
性質に応じたドレッシング材で傷口を閉鎖します。
 ケガをすると傷口がジクジクしてきますが、この滲出液(体液)には組織修
復に必要な細胞成長因子が含まれています。細胞成長因子の濃度を高めるため
に傷口をぴったりとおおって湿潤環境を保つと、傷がスムーズに上皮化し、ほ
とんど傷跡が残りません。

                      コラムニスト 鈴木 百合子
☆ 続きはこちらからご覧いただけます。
http://www.gcdental.co.jp/column/vol135.html

「メタボ対策は「自分を褒めてあげること」」

この4月1日から、厚労省が医療費2兆円削減をうたったメタボリックシンド
ローム(内臓脂肪症候群)の特定健診・保健指導(通称・メタボ健診)が始まり
ました。
 2005年に日本人向けの診断基準が発表され、翌年の2006年の流行語大賞にまで
なったわりには誤解が多いメタボ。メタボリックシンドロームとは、ご存知の通
り、おなかぷっくりの「りんご型肥満(内臓脂肪型肥満)」が進むと同時に、血
糖値や血圧、中性脂肪の値などが少しずつ高くなってくる病態。
 そして、メタボや高脂血症が怖いのは、本人が気づかないうちに血管が壊れや
すくなって、いきなり心筋梗塞や脳卒中を起こすからです。
 先月末、診断基準策定の中心となった日本動脈硬化学会のホームページに一般
向けのガイドブックがオープン。学会の専門医の先生方がメタボや動脈硬化性疾
患について解説しているので、ご紹介します。
 まず、最初に個別のチェックで最近の検査値で確認します。ここでは、中性脂
肪を含むコレステロール値、高血圧・糖尿病・高脂血症の有無、年齢、腹囲、親
族の病歴、タバコ、食生活、運動について訊かれます。


                      コラムニスト 鈴木 百合子
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「第5回情報化社会と青少年に関する意識調査」 内閣府

内閣府が発表しました、第5回情報化社会と青少年に関する意識調査によりま
すと、情報メディア等の平日1日利用時間では、テレビが最も長く、次いでテレ
ビゲームなどで遊ぶ時間、携帯電話等パソコンのインターネット利用時間等とな
っています。
 携帯電話の使用率は小学生31%、中学生58%、高校生96%と年齢が上がるに連れ
て増加しており、また、インターネットの利用状況は、パソコンでインターネッ
トを利用していると回答したのは、小学生で58%、中学生で69%、高校生で75%
でした。また、携帯電話でインターネットを利用しているとしたのは、小学生で
27%、中学生で56%、高校生で96%でした。
 一方、こうした携帯インターネット普及のなか、子どもの有害サイトへのアク
セスを心配する保護者は約4割に達していますが、その半面、フィルタリングサ
ービスについては認知率、使用率ともに低いことがわかりました。とくに携帯電
話のフィルタリングサービスについては、知っていると答えた父親が32%、母親
が17%で、使用率は小・中・高校生とも1%前後となっていました。
*この調査は、10歳から17歳までの男女1,191人、18歳から29歳までの男女1,277
人、10歳から17歳までの男女の保護者1,145人から回答を得たもの。

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