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納豆などの発酵食品でうつ病予防

神戸大学と企業の共同研究です。
納豆などの発酵食品に含まれる特定のペプチドが、
うつ症状で見られる行動を改善することを明らかにしました。
うつ病の予防法開発につながることが期待されています。
LHジペプチド(ふたつのアミノ酸が結合した分子)が
うつ病と関係が深いとされる細胞ミクログリアの活性化を
抑制することを発見。マウス実験で効果を確認しています。
LHジペプチドは納豆・酒かす・青カビチーズなど
特定の発酵食品に多く含まれています。
今後、LHジペプチドを含む食品の開発を進めていくそうです。
Nutrientsに論文が掲載されています。

▼脳内炎症を抑制し、うつ様行動を改善するペプチドを発見
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rzqs0kvgep0ocpxV2h

認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認

慶応義塾大学と企業の共同研究の結果が発表されました。
認知症の診断を受けている方が、お笑いや童謡のステージ鑑賞によって
通常時に比べて高揚感(ワクワク度)が向上し、
ストレス度が低下することが確認できたそうです。
これは認知症のレベルが高い方、低い方の両方において同じ傾向とのこと。
「笑いや思い出による刺激は脳に効果的であると考えらる」としています。

▼認知症に対してお笑いや童謡による感性刺激の効果を確認
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01rxqs0kvgep0ocpxsbf

スタッフだけで「お笑いステージは難しい…」かもしれませんが、
プロの芸人がボランティアで施設にきて演芸会をしてくれる
「全日本おむつ団」をご存知ですか。申し込んでみてはいかがでしょうか。

▼プロの芸人があなたの施設に伺います「全日本おむつ団」
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i01ryqs0kvgep0ocpxTy5

肌にすむ常在菌

ニキビの原因は、思春期に男性ホルモンの作用で
皮脂の分泌が盛んになることや角化異常により、
毛穴の中でアクネ菌が増殖することです。

冒頭にも書きましたが、からだの臭いは皮膚についた細菌が原因で、
ほぼ無臭の汗が臭いを持つようになります。
足は体重を支えるため角質が厚くなり、それが死んだ細胞(垢)になります。
これをエサにして菌が繁殖するため、足の臭いは強くなることが多いのです。

しかし、顔やからだの皮膚を清潔にしようとゴシゴシと石鹸でこすって洗うと、
肌をきれいに保ってくれる常在菌まで洗い流してしまい、
若い角質細胞もはがし取ってしまうので、うるおいのない肌になってしまいます。

夏は汗をかくので肌にすむ常在菌が増え、肌の健康を保ってくれます。
秋になると汗も少なくなりますし、肌の乾燥も気になり始めますよね。
常在菌とうまく共生することも、肌のトラブルを避ける方法です。
洗いすぎに気をつけて、常在菌を味方にしましょう。

▼参考書籍:身近にあふれる「微生物」が3時間でわかる本
 佐巻健男著 明日香出版社
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i0qc2ps0kv3z37lcp5hGD

カフェイン取り過ぎに注意

日本中毒情報センターは、カフェインを含む食品や眠気防止薬の過剰摂取に関する相談件数が増えているとして、注意を呼び掛けた。

 カフェイン含有食品の相談は2010~17年の11年間で計274件。14年までは20件程度だったが16、17年は50件を超す。内訳はコーヒー、紅茶などが208件、海外のサプリメント31件、いわゆるエナジードリンク11件など。眠気防止薬の相談は計168件で、やはり16、17年が多い。

 同センターによると、眠気覚ましをうたった飲料やエナジードリンクなどにはカフェイン含有量が多いものがあり、短期間にたくさん摂取すると、吐き気や動悸(どうき)などの症状で治療が必要になる場合もあるという。

二日酔い対策

夏はビールが美味しい季節。暑気払いやBBQ、花火大会など
いろいろなイベントでお酒を飲む機会が増えます。
脱水は悪酔いや二日酔いを助長させる要因でもあり、
この季節は特にお酒の飲み方に注意をしなければなりません。
お酒を飲む前にはアルコールの吸収を遅らせる油物を少し食べたり、
脱水を予防するためにお酒の合間に水やお茶などの
ノンアルコールのものをこまめに飲むことがオススメです。
またペースをゆっくりにするために、
ちょこちょことおつまみを食べることも効果的です。
他にも二日酔いを軽減するための、いくつかの方法をお伝えします。

◇二日酔い予防・症状軽減に効くツボ
【健理三針区:けんりさんしんく】
肝臓の働きを活性化。アルコールの分解を促すツボ
場所:手のひらの中央のやや手首寄り
押し方:そこがほんのり赤くなるまで親指で強く押しもみます。両手行います。

◇腰ひねり
内臓が刺激されて活性化。二日酔いや胃もたれを軽減してくれます。
1.背筋を伸ばして椅子に腰掛ける
2.大きく息を吸い背筋をしっかり伸ばしたら、
 ゆっくり息を吐きながら体をひねっていく
 (この時お尻が動かないように気をつけましょう)
3.ゆっくり体を戻し反対も同様に行う(左右交互に5回ずつ)

▼参考著書:
『酒好き医師が教える最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならない』
 葉石かおり(著)・浅部伸一(監)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i028tcs0kv10fz0cin6JK

キャベツで梅雨を乗り切る

梅雨の湿気は胃腸消化器系に負担をかけ、
胃のもたれ・食欲不振などの症状を招きます。
胃腸の機能を高める食材として、キャベツは優れています。
キャベジンと呼ばれるビタミンUを多く含むため、
潰瘍の予防や治療に非常に高い効果があるそうです。
またジアスターゼという胃酸過多・胃もたれや胸焼けなどに効果がある
でんぷん分解酵素も多く含まれています。

ちなみに、キャベツの芯には葉以上に栄養がたくさんあるそうです。
硬いので千切りにしてごぼうと一緒にきんぴらにすると食べやすいようです。

▼参考:キャベツ栄養成分と効用
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i05ke0s0jvumijfk29xbw

にんにくで夏を乗り切る

にんにくは春から初夏に収穫され、
昔は薬として扱われていたほど健康効果のある食材です。

にんにくには、体を温める効果のあるアリインや、殺菌作用のあるアリシン、
抗がん作用・血栓防止作用・スタミナ増強作用など多くの作用をもつ
スルフィドという成分が含まれています。
体調を崩しやすいこの季節にピッタリの食材です。
においが気になる方は、にんにくの匂いを軽減してくれる
緑茶・紅茶・烏龍茶などのカテキンを多く含む飲み物や、
牛乳・チーズなどの乳製品、りんご・梨などと一緒に摂ると良いそうです。

▼参考:にんにく効果効能
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i07d6nr0ivjqd9ujwrDzz

冷え性対策

そろそろ湿度も気になる頃。
気温の高い日も増えるので、ご自宅や職場などで
エアコン・扇風機などを使い始めたり、
冷たい食べ物や飲み物を摂取したりする機会が増えてきます。
この時期に気になるのは「体の冷え」ですね。
体の冷えは頭痛・肩こり・腰痛、むくみ・肌荒れ・便秘・不眠など
さまざまな体の不調を招きます。
しっかり体の冷え対策をしていきましょう。

冷え対策として一番大事なのは体を温めることです。
衣類などでお腹や首、手首や足首などを温めたり、
温かい食事や飲み物、また、体を温める食材を摂取するのも効果的です。
生活習慣を見直したり、軽い運動をするのも良いですね。
ちょっとした時間に足首回しやつま先あげ、肩回しなどを行い
血行を良くするような運動を生活の中に取り入れるようにしましょう。

▼参考:冷え性
https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/i07d5nr0ivjqd9ujwrZ0z

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