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公立・公的病院の再編統合

厚生労働省は各都道府県に対して、公立・公的病院の再編統合に向けた議論を
行うように求める通知を出しました。
議論の取りまとめ時期は「今夏にも改めて通知する」としています。
昨年9月に実名公表した公立・公的病院リストから、
7病院が除外されましたが、約20の病院を新たに追加して
再編統合の対象病院は440程度になるそうです。
追加病院は実名公表されていません。
今回除外されたのは以下の7病院です。
 社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会中央病院(東京都)
 JA静岡厚生連遠州病院(静岡県)
 岩国市医療センター医師会病院(山口県)
 徳島県鳴門病院(徳島県)
 宗像医師会病院(福岡県)
 熊本市立熊本市民病院(熊本県)
 杵築市立山香病院(大分県)
除外理由は「前回リスト作成時のデータ入力ミス」としています。

新型肺炎:新型肺炎 マスク、感染予防にならない WHO「手洗いの徹底を」

世界保健機関(WHO)の担当者は4日、新型コロナウイルスについて「必ずしもマスク着用は感染予防にはならない」と述べた。手洗いの方が効果的だという。一方、ウイルスに感染した人は、流行を広げないためにマスクをすべきだと指摘した。

 専門家の間では、家族が看病する場合など、近くで症状がある人の飛沫(ひまつ)を浴びる可能性がある場合には、マスクも一定の効果があると考えられている。しかし野外などでは、マスクでは十分には予防できないとの意見が一般的だ。

 記者会見したWHOのグローバル危機準備担当局長シルビー・ブリアン医師は、新型コロナウイルスを巡っては、警戒レベルが最高度の世界的大流行を意味する「パンデミック」ではなく、根拠のない情報が大量に拡散する「インフォデミック」が起きていると指摘。WHOは科学的に根拠のある情報を発信していくと述べた。

札幌市衛生研でもウイルス検査可能 道内2カ所目

札幌市は30日、市衛生研究所で新型コロナウイルスの検査が可能になったことを明らかにした。検査に必要な試薬などがそろったため。これまで道内で感染が確認された患者については、国立感染症研究所(東京)に検体を空輸していた。道内で検査できるのは、30日から受け入れ態勢を整えた道立衛生研究所に次ぎ2カ所目。

がん死亡率、北海道ワースト2 18年 全国平均と10ポイント差

国立がん研究センター(東京)は、2018年の1年間に人口10万人当たり何人ががんで命を落としたかを示す「がん死亡率」の都道府県別データを公表した。北海道は81・6で、17年(84・1)からは若干改善したものの、全国的に見ると依然として死亡率が高い地域だ。47都道府県別にみると、青森県に次いで死亡率は2番目に高かった。

 都道府県別のがん死亡率は、厚生労働省の人口動態統計を基に、75歳未満を対象に各地域の年齢構成の違いを調整して算出した。18年のがん死亡率は、同センターが運営するサイト「がん情報サービス」の統計データに1月22日、追加された。

公立・公的病院の再編統合

厚生労働省は各都道府県に対して、公立・公的病院の再編統合に向けた議論を
行うように求める通知を出しました。
議論の取りまとめ時期は「今夏にも改めて通知する」としています。
昨年9月に実名公表した公立・公的病院リストから、
7病院が除外されましたが、約20の病院を新たに追加して
再編統合の対象病院は440程度になるそうです。
追加病院は実名公表されていません。
今回除外されたのは以下の7病院です。
 社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会中央病院(東京都)
 JA静岡厚生連遠州病院(静岡県)
 岩国市医療センター医師会病院(山口県)
 徳島県鳴門病院(徳島県)
 宗像医師会病院(福岡県)
 熊本市立熊本市民病院(熊本県)
 杵築市立山香病院(大分県)
除外理由は「前回リスト作成時のデータ入力ミス」としています。

自治体に働きかけ、病院嫌いな人もフレイル外来に呼び込む‐佐々尾航・道立羽幌病院副院長に聞く

――フレイル外来開設するにあたって、まず始めたことは何でしたか。
 自治体の協力が不可欠だと思いました。本来であれば、自治体などがフレイルの状態の人を発見して、医療機関と連携をすることが望ましいでしょう。なぜならば、病院にかかっている人の把握は病院ができますが、かかっていない人もいるため、そうした人が取りこぼされる可能性があるからです。

 だからまず、自治体の協力を仰げるように、近隣の自治体に現状や開設の目的を説明しに行きました。現在は、当院が主体となって羽幌町、苫前町、遠別町、初山別村と連携しながらフレイル外来を行っています。

 病気は、転倒して大腿骨骨折して寝たきりになって・・・と、階段上に悪くなっていくと思われがちですが、転倒するまでには、年齢とともに衰えている箇所があるなど、何かきっかけがあるわけです。そこで、転ばないようにするためには地域で何ができるかを考えて、介入することが必要だと思います。

――フレイル外来ではどのようなことを診るのでしょうか。
 フレイルには3つの要素があります。運動機能や筋肉量や口の機能の低下などの「身体的なもの」、閉じこもりや社会参加の欠如などの「社会的なもの」、うつ傾向や認知機能の低下など「精神的なもの」です。ですからそれらが総合評価できるようなものにしています。

 まず、道立羽幌病院では、要介護状態ではない方で、「体重減少、歩行速度低下、握力の低下、疲れやすい、活動性の低下」の5つのうち、1つ以上あてはまる方を外来受診の対象にしています。これは自己申告制で、これらに「自分はあてはまるかも」と思われた方は、お住まいの自治体の地域包括支援センター、または当院に申し込みをしてもらいます。要支援や要介護1までの方で、主治医が評価を希望される方も自院・近隣の他院を含めて受け入れています。

――フレイル外来の流れについて教えてください。
 外来受診の対象になった人には、問診票を記入してもらいます。問診票のチェックは、看護師や理学療法士など多職種で担当をしています。

 そのほか、身体の各パーツの筋肉量が計測できる身体測定や、ロコモ度テストを中心に運動機能を測定し、それぞれ評価をします。また、受診状況や内服薬の確認もここで行います。予防の対象ですので、ここまでの費用は無料で行われます。

 以降は保険診療で行われます。まず、1回目の医師の診察では、認知機能に関する問診と、事前に行われた身体測定や運動機能の結果および問診から得られた結果の説明をします。また、ポリファーマシー(多剤内服)は転倒のリスクがあるため、この点についても確認しています。薬剤数が多い方の場合は、その内服理由などを伺い、減薬の必要があれば時間をかけて説明しています。

 次に、それらを受けて検査や必要な指導を行います。検査は、血液検査を実施し、運動機能の低下があれば骨密度の検査、認知機能の低下があれば頭部MRIなどを実施します。指導には、低栄養やその危険があると考えられる場合は、栄養指導を行い、中等度以上の運動機能低下や軽度でも転倒リスクがある場合はロコトレ指導があります。

 その後、医師の2回目の診察を受け、初診後の検査結果の説明や、異常が認められた場合の治療方針の説明、今後の生活に関する指導をする流れになります。また、自治体にはこの結果を返し、介護予防に活かす、あるいは早期介入してもらえるようにしています。

――開設してからちょうど1年が経過しますが、結果など状況はいかがですか。
 開設当初は予約が取れないほど人気でしたが、現在は比較的落ち着きました。外来診察を受けた人数は、2018年度は23人、2019年度は9人(11月現在)で、合計32人です。

 2018年度分では23名中16名(70%)が、中等度以上運動機能が落ちていることがわかりました。骨密度検査で骨粗しょう症がわかった人は、新たに判明した方が4人、他院加療中だがさらに低下していることが判明した方が1人、認知症検査で軽度認知機能障害(MCI)が12人、認知症が2人でした。ポリファーマシーの方は14人(60%)でした。

停職無効求め審判申し立て 旭川医大教授「不相当」

旭川医科大(北海道旭川市)の医学部教授が、届け出のない兼業で就業規則違反として停職12カ月の処分を受けたのは不相当だと処分無効や慰謝料などの支払いを求め、旭川地裁に労働審判を申し立てたことが10日、関係者への取材で分かった。

 大学などによると、男性教授は2017年9月から旭川医科大に勤務する一方、届け出ないまま妻が代表取締役を務める営利企業の役員にも就任。製薬会社などに大学から許可を得ていると虚偽の説明をして、講演会の謝礼などをこの営利企業に支払わせていたという。大学は昨年12月27日に停職12カ月の懲戒処分とした。

 関係者によると、教授側は審判で、講演会は大学側の許可を得ていたほか、処分前に注意や指導は一切なく、あまりに処分は不相当だと主張するという。

 大学の代理人弁護士は取材に「教授の主張は不当であり、審判では処分の有効性を主張していく」と全面的に争う姿勢を示している。

 旭川医科大を巡っては、昨年11月に医学部の別の40代男性教授(当時)が医師を派遣した外部の医療機関に報酬を要求し、不正に多額の金銭を受領していたとして懲戒解雇処分となっている。

免疫力を高める方法

睡眠をしっかり(6時間以上)とり、バランスのよい食事を摂る。
ストレスを避けるかうまく解消し、適度な運動をする・・・。
などを積極的に行うと免疫力UPに繋がります。

ここで、ストレスに注目したいと思います。
強いストレスを受けると免疫物質IgA抗体が低下します。
慢性的なストレスでも体温が下がったり、
腸内環境が悪くなるといったことから、IgA抗体低下が起こります。

適度な運動や入浴、食事をよく噛んで食べるなどに気をつけて
副交感神経が優位になる工夫すると免疫力UPに繋がります。
食事は腸内環境を整えるために、食物繊維や発酵食品を
積極的に摂るよう心がけましょう。

いつでもどこでもすぐできる免疫力UP法の一つとして、深呼吸がオススメです。
深呼吸は、食べるための機能を落とさないためにもとても大切です。
鼻から息を吸い、お口からしっかり吐ききる深呼吸で免疫力を高めて
元気にいっぱい笑う、良い新年をスタートさせましょう!

▼参考:免疫力を高める方法(大塚製薬)
 https://k.d.combzmail.jp/t/sw0d/j0ohhbp03xhmdceaxsldn

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