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第14回 ケアカフェあさひかわ

日時:2月13日(木)18:30~20:30
場所:旭川市市民活動交流センター ココデ
テーマ:音

第65回在宅ケアを育む会 定例会

日時:平成26年2月12日 午後7時~8時45分
場所:旭川市市民活動交流センター ココデ旭川 2階 会議研修室
演題:あなたの知らないディサービス

入居者ら18人感染性胃腸炎 3人入院、北海道・旭川

北海道旭川市は6日、市内のグループホームで、入居者や職員計18人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、うち2人から感染性胃腸炎の原因となるサポウイルスを検出したと発表した。18人のうち80、90代の入居者3人が入院したが、1人はすでに退院し、他の2人も快方に向かっている。

 市によると、1月27日から今月2日にかけて発症した。発症に時間差があることから、食中毒ではないとみられる。

食物繊維でリスク減 「医療新世紀」

穀類、野菜、果物、海藻に豊富な食物繊維の摂取量が多いほど心血管疾患のリスクは低いとの研究結果を英リーズ大のチームが英医学誌BMJに発表した。

 チームはこれらの病気と食物繊維の関係を最低3年間追跡調査した研究で、1990年から2013年にかけ発表された論文22本を解析した。この中には日本発の論文も含まれている。

 その結果、食物繊維の摂取が1日当たり7グラム増えると、病気のリスクが9%低くなるという関係が明らかになった。

 食物繊維のタイプ別に分析すると、穀類や野菜などに多く含まれる不溶性食物繊維でリスクとの関連が強くみられた。

レモン食べると肥満防止効果、中性脂肪を抑制

田中教授は、レモンが多用される地中海料理を食べる人たちに肥満や循環器疾患が少ないとする欧米の医学論文に着目。遺伝子配列がヒトと似ている熱帯魚のゼブラフィッシュを複数のグループに分け、エリオシトリンを加えた餌などをそれぞれ4週間投与して肥満との関係を調べた。

 通常の餌を与えたゼブラフィッシュでは、血液1デシ・リットル当たりの中性脂肪が平均約400ミリ・グラムだったが、高脂肪の餌を与えたゼブラフィッシュは同約600ミリ・グラムとなった。

 一方、高脂肪の餌にエリオシトリンを混ぜて与えた場合は、同約400ミリ・グラムに抑えられた。

 ヒトの肝細胞を使った実験でも、エリオシトリンが脂肪の蓄積を抑制することや、細胞内でエネルギーを作るミトコンドリアが活性化されることも確認された。読売新聞 2014年2月4日(火) 配信

介護保険の2割負担、実施は15年8月から

厚生労働省は、一定以上の所得がある人の介護保険料の自己負担割合を2割へ引き上げる時期について、2015年8月とする方針を固めた。引き上げの基準となる前年の所得が確定する時期に合わせた対応で、一定以上の預貯金などがある人を「補足給付」の対象外とする制度改正も、15年8月に実施する方針だ。
厚労省は、費用負担を公平にする観点から、「年間合計所得金額160万円、年金収入の場合280万円以上」の所得がある高齢者について、介護保険の自己負担割合を1割から2割に引き上げる方針を固めている。

「インフルでも診療は全く休まず」、1割強

m3.com意識調査で調査したところ、「インフルエンザの迅速診断キット陽性、38度以上の熱があった場合」でも、「診療・業務は全く休まず」との回答が、医師会員の11%、「一部休む」(10%)を合わせると、2割を超えることが分かりました(Q4、詳細な結果はこちら)。一方で、「完全に休む(3日以上)」も42%。患者さんや他の職員への感染を考えると、可能な限り、診療は控えたいところですが、開業医の先生や、病院でも代替医師の確保が難しい場合には、そう簡単には休めないのが現実です。

 ノロウイルス感染症の場合も同様で、「症状があっても、かなり無理をして診療・業務を行う」「少し無理して診療・業務を行う」の合計は、医師会員では3割を超えています(Q6)。

 インフルエンザのワクチンを接種したのは、医師会員では9割近く、医師以外の会員ででも約8割に上ります(Q1)。今シーズンに、インフルエンザもしくはノロウイルス感染症に罹患したのは、1ケタ台(Q2、Q5)。

 では、インフルエンザの疑いがある場合、迅速診断キットで検査するか。「必ずキットを使う」との回答は半数強で、「場合による」との回答も4割程度と、やや意見が分かれています(Q3)。症状や周囲の感染状況などから、インフルが明らかな場合には、キットを使う必要はないと考える医療者は少なくないという結果です。

胃瘻造設、1割が入院中死亡

国立国際医療研究センターは1月29日、胃瘻と腸瘻に関して世界で2番目に規模の大きい研究を実施し、日本での造設件数は年間9万6000-11万9000件に上ると推定、入院中に1割強の患者が死亡していると発表した。当調査は2007-2010年に胃瘻または腸瘻の造設術を受けた6万4219人を対象に、新規造設数や入院中の死亡率、危険因子を調べたもの。国府台病院内科の酒匂赤人氏ら研究グループの成果。

 研究グループは、日本の急性期病院の退院患者の4割以上をカバーするDPCデータベースを後ろ向きに解析。胃瘻、腸瘻の造設術を受けた患者の平均年齢は77.4歳で、60歳以上が90%を占めた。診断名は脳血管障害と肺炎が最も多く、次いで神経筋疾患と認知症となっていた。入院中の死亡率は11.9%に上り、危険因子は男性、高齢、腸瘻造設、緊急入院、床数の少ない病院、悪性腫瘍、肺炎、心不全、腎不全、慢性肝疾患、褥瘡、敗血症、腹膜炎、消化管穿孔、消化管出血、腹腔内出血だった。

 研究グループは、胃瘻や腸瘻造設術を受けた患者の1割強が入院中に死亡していることから、当調査で明らかになった危険因子も考慮して導入を決めることが望ましいと説明。大規模研究で得たデータを基に、国民的議論を進めてほしいと述べている。

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