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熱中症対策 しっかりと

1.気温、湿度、風速などの環境条件を把握しておく
2.水分を小まめに取る。休憩は30分に1回程度が目安
3.汗で失われた塩分の補給が大切。100ミリリットル当たり40~80ミリグラムの塩分を含むイオン飲料を飲む
4.熱中症は7月下旬から8月上旬に集中するので、除々に暑さに慣らす
5.体力のない人、肥満の人、暑さに慣れていない人は要注意
6.吸湿性や通気性のよい素材のウエアを選ぶ。直射日光は防止で防ぐ
7.具合が悪くなったら早めに運動を中止し、必要な措置を取る

90代の認知機能、10年前より良好

デンマークで1905年生まれ2262人(93歳時)と1915年生まれ1584人(95歳時)を対象に、認知および身体機能を生年コホートで比較。1915年生まれは1905年生まれに比べ、ミニメンタルステート(P<0.0001)、複合認知機能(P=0.0003)、日常生活動作(P<0.0001)の検査スコアが有意に良好だった。

手足口病、九州で流行

 乳幼児などの口の中や手足に水ほうができる「手足口病」の患者が急増していることが、国立感染症研究所のまとめで9日わかった。

 多くは軽症で自然に治るが、今年は脳炎など重症化の恐れがある型のウイルスが原因の場合もあり、同研究所は「急にぐったりとした場合などは、すぐ医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

 同研究所によると、全国約3000か所の小児科で感染が確認された患者は6月下旬の1週間で1施設あたり平均3・4人で、5月上旬から8週連続で増えた。昨年同期の5・8倍で、この10年で最多だった2011年に次ぐ水準となっている。

 地域別では、佐賀県で12・3人、大分県で12・2人と九州で流行しているほか、中国地方や中部、関東地方でも感染が広がっている。

 手足口病はエンテロウイルスの感染が原因で発症するが、今年は髄膜炎や脳炎を引き起こす恐れのある「EV71型」が約2割を占める。患者の水ほうへの接触などでうつるため、予防には手洗いが大切という。
読売新聞 7月10日(水) 配信

転倒・骨折の原因は「筋」にあり

高齢者の転倒・骨折の原因として、筋量が低下する病態、サルコペニアに注目が集まっている。統一した定義はまだないが、運動・栄養療法、さらには薬物による介入の可能性を探る動きが出てきた。サルコペニアは、加齢による骨格筋肉量の減少と、それに伴う骨格筋力や身体能力の低下を指す概念。ギリシャ語のsarx(肉)とpenia(減少)に由来した造語で、25年ほど前に米国で初めて提唱された。近年、高齢者の転倒・骨折リスクの上昇やADLの低下などとの関連が指摘されるようになり、高齢化が進む中、介入方法についての関心が高まっている。

お好み焼きでアナフィラキシー、原因は?

47歳、男性。自宅で夕食にイイダコわさび、めかぶ、山芋、きゅうり、豚肉入
りお好み焼きを食べた直後から、鼻閉、咽頭の違和感、眼の痒み、全身性膨疹、
呼吸困難が出現。近医救急外来を受診し、2日間入院加療を受けて回復した。

 同院皮膚科でアニサキス、マグロ、豚肉、タコの特異的IgEの検査を受けたが
全て陰性。原因が分からなかったため、はらだ皮膚科クリニックを紹介受診した。
プリックテストでは小麦、タコ、わさび、めかぶ、山芋は全て陰性だったが、発
症時に調理に使用したお好み焼き粉(持参)が(3+)と陽性だった――。

 実は、この患者のアナフィラキシーは、お好み焼き粉の中で増えたダニの経口
摂取が原因でした。近年報告が増えているという、ダニの経口摂取によるアナフィ
ラキシー。特にアレルギー疾患のある人では、ダニに感作されていることが多い
ため、粉類は早めに使い切ること、密封して冷蔵庫で保管することが大切だそう
です。

市町村の福祉業務 都道府県肩代わり

首相の諮問期間、第30次地方制度調査会(会長・西尾勝東大名誉教授)は17日、都市部から離れた過疎地の市町村が行う高齢者福祉などの住民サービスを、都道府県が代行できる制度の創設などを盛り込んだ答申をまとめた。
                                  北海道新聞 2013.6.18
 

治療法や公的支援制度 役立つがん情報提供

市立旭川病院(旭川市金星町1)は、がん患者や家族の交流の場として毎月第4水曜日に開放する院内のがん患者サロン「ひまわり」で病院スタッフが役立つがん情報を提供するミニセミナーを6月26日から始める。
                                  北海道新聞 2013.6.18

給食詰まらせ小2男児死亡…札幌

札幌市南区南31西9の市立南小学校(中島啓子校長)で27日、特別支援学級の2年生の男児(7)が、給食に出されたプラムの種を喉に詰まらせて死亡した。北海道警によると、死因は窒息死。

 札幌市教委によると、事故が起きたのは同日午後0時55分頃。男児は担任教諭2人と他の児童3人と計6人で、タケノコご飯や三平汁などの給食を食べた。最後にデザートのプラム(直径約4センチ)を食べた時に、もうすぐ食べ終えるという段階で、果肉が少し残った状態の種(直径約1・5センチ)を口にいれた。男児には知的障害があり、すぐ隣にいた20歳代の女性教諭が「種は出すんだよ」と声をかけたが間に合わず、喉を詰まらせた。

 女性教諭や駆けつけた中島校長らが、男児の背中をたたいたり、口の中に手を入れたりしてはき出させようとしたがうまくいかず、119番で駆けつけた救急隊員が同1時20分頃、吸引機で取り出した。男児は札幌市内の病院に搬送されたが、同2時過ぎに死亡が確認された。

 27日午後6時半から、札幌市中央区の市教委庁舎の会議室で記者会見を開いた中島校長は「痛ましい事故を起こし、ご両親に大変申し訳ない」と述べ、声を詰まらせた。掃除機を使って種を吸い出そうともしたが、男児の口を開かせることができなかったと説明し、無念さをにじませた。一方、中島校長は事故後の対応について「救急要請が遅れたとは思っていない」と述べ、問題はなかったとの認識を示した。

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