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ノロウイルス猛威 昨年の2倍以上に

県は28日、ノロウイルスによるとみられる感染性胃腸炎の患者が12-18日の1週間で1029人に上り、昨年同期の倍以上になったと発表した。今月に入り、県内の保育園など4施設で計73人がノロウイルスに感染しており、県は「食事の前やトイレの後などには必ず手洗いを」と呼びかけている。

 県疾病対策課などによると、感染症胃腸炎の患者は全国的に急増しており、過去10年間で2番目の水準という。県内では過去7年間で3番目の水準で、毎年11月-翌年2月にかけて患者が増えることから、今後も増加する可能性が高いとみられる。同課は予防対策として、入念な手洗いのほか、下痢や嘔吐(おうと)の症状がある人は食品を直接取り扱わないこと、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べることなどを挙げている。

(静岡)読売新聞 11月29日(木)

認知症のサイン見過ごさないで

認知症の初期から中期に現れる症状で、日常生活の基本的な活動に支障をきたす「生活障害」。その中には「適切な服を選べない」「風呂に入ろうとしない」といった事例が含まれるが、道民を対象にした意識調査では知っている人は3割以下で、発見が遅れるおそれがあることが分かった。専門医は「見過ごさず、おかしいと思ったら早めに受診を」と呼び掛けている。
                   北海道新聞 2012.11.8

高齢者の認知症患者妄想症状 「物取られ」女性に多く

高齢者の認知症患者は妄想症状を伴う例も少なくない。市立札幌病院精神科の安田素次郎部長は、代表的な「物取られ妄想」「嫉妬妄想」について190症例を分析した結果をまとめた。それによると、「財布を取られた」などと他人を疑う物取られ妄想がある患者の9割は女性で、性格は負けず嫌いな人が多かったという。一方、伴侶の浮気などを疑う嫉妬妄想には性差は見られなかった。
                    北海道新聞 2012.11.7

全国病院別のがん生存率調査 進行度でばらつき

全国のがん医療の中核病院でつくる全国がん(成人病)センター協議会(全がん協)が10月、胃がんなど五つのがんについて、加盟する28の病院別に5年後生存率を公表し、病院の参考指標の一つとして関心を呼んでいる。ただ、早期で状態の良い患者の多い病院の生存率が高めになる傾向があり、データの見方には注意も必要だ。
                   北海道新聞 2012.11.7

ショートステイで事前に確認が必要なこととは

介護保険法にはショートスティという介護サービスはありません。”短期入所生活介護”と”短期入所療養介護”という二つの介護サービスを含んだ表現なのです。短期入所生活介護というのは、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)に併設されていたり、単独型の福祉施設で提供されているサービスです。多くの場合、数日から1週間程度短期間入所して、入浴、排泄、食事の介助や、簡単な機能訓練をおこないます。一方、短期入所療養介護は介護老人保健施設や介護療養型医療施設などの医療系施設に短期間入所して、医療管理下で介護や機能訓練を受けるサービスです。二つのサービスのうち、訪問診療が可能なのは短期入所生活介護のサービスを受けている方だけです。したがって、「ショートスティへ訪問診療をお願いします」という依頼では、訪問診療が可能かどうかの判断はできないのです。
 事前に短期入所生活介護、短期入所療養介護どちらのサービスを受けているかの確認が必要です。受けているサービスの一番簡単な確認方法は、ご家族、ケアマネジャーさんなど往診の依頼者に確認してみることです。ケアマネジャーさんは患者さんのケアプランを作成しており、どの介護サービスを受けているかを把握しています。患者さんの入所している施設が提供しているサービスは、インターネットで調べることも可能です。介護事業所には、新規指定時や更新時にサービス内容を公表することが介護保険法で義務付けられています。”介護サービス情報公表支援センター”のホームページで検索することが可能です。地域や事業所などで検索すると、提供しているサービスの情報が閲覧できます。1年も1度情報が更新されるので、信頼性の高い情報です。なお、医療事務に関して気をつけるのは、次の点です。
 短期入所生活介護への訪問診療では介護保険の算定はできず、全て医療保険だけで請求します。介護保険の居宅療養管理指導は算定せず、歯科疾患在宅療養管理料や訪問歯科衛生指導料で算定しなければなりません。また、短期入所生活介護を利用される方は、一定期間でご自宅に戻られる方がほとんどです。自宅では介護保険を算定することになります。同じ月に短期入所生活介護と自宅への診療が混在する場合には注意点があります。介護保険の歯科医師が行う居宅療養管理指導と医療保険の歯科疾患在宅療養管理料は、同じ月に重複して算定できないので、どちらか一方の算定になるという点です。

生活保護受給者、4カ月連続で過去最多更新

厚生労働省は21日、全国で生活保護を受けている人が8月時点で213万1011人と、4カ月連続で過去最多を更新したと発表した。受給世帯も155万5003世帯で過去最多となった。

 受給世帯の4割以上が65歳以上の高齢者世帯だが、母子世帯や障害者世帯などの受給も増加。平成20年のリーマン・ショック以降、増加傾向が続いており、厚労省は「高齢者の増加に伴って、今後も増加していく可能性が高い」と分析している。

 東日本大震災の被災世帯では、9月までに計1394世帯が生活保護を受けている。

ソフトドリンクをよく飲む男性は変形性膝関節症リスクが高い

変形性関節症は関節の痛みや変形、機能の喪失などを特徴として緩やかに進行する疾患で、高齢者の身体障害の主要な原因となる。重症化リスク因子としては、肥満、関節損傷、特定のスポーツなどが報告されている。

 一方、ソフトドリンクの消費量はここ数十年の間に世界中で劇的に増加しており、摂取と体重増加、2型糖尿病、心血管疾患や骨折・骨粗しょう症などとの関連が指摘されている。調査の結果、BMIが30.0kg/m2未満の男性では、清涼飲料摂取量が多いほど脛骨大腿関節腔幅(JSW)が有意に広がっていた(P<0.001)。しかし、女性とBMIが30.0kg/m2以上の男性では有意差は認められなかった。

 変形性膝関節症の増悪を示す関節裂隙狭小化(JSN)スコアの増加とソフトドリンク摂取量の関連について、年齢、体重変化、ベースラインのKL分類、総エネルギー摂取量などを共変数としてCox回帰分析を行い、調整ハザードリスクを算出した。

 その結果、男性のソフトドリンク飲用者では、BMIが30kg/m2未満で週2-4回摂取群ではわずかに有意差は認められなかったものの、摂取なし群に対して有意にJSNが増加していた。一方、女性ではその傾向は認められなかった。

 これらの結果からLu氏は、「ソフトドリンクの摂取量は、男性において変形膝関節症の独立した増悪因子だった」と結論し、「今後はソフトドリンクの影響について、生物学的メカニズムを解明するためさらなる研究が必要だ」とまとめた。

ノロウイルスの本格流行迫る

ノロウイルスなどの感染により、嘔吐や下痢などの症状を呈する「感染性胃腸炎」の本格的な流行が迫っている。国立感染症研究所感染症情報センターによると、患者報告数は10月29日-11月4日の週まで3週連続で増加しており、この週の報告数は過去10年の同時期で2番目に多かった。例年の流行のピークは12月中旬ごろで、厚生労働省では、これから患者が急増する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。

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