(質問)
62歳主婦。歯槽膿漏の洗浄治療後、口腔カンジダ症になり舌痛症に移行しました。口腔外科と心療内科の治療を受けていますが、完治の兆しがありません。
(回答)
ストレスと口腔カンジダ症を起因とした舌痛症で考えられます。一般にこの病気の特徴は、夕方から夜にかけて、舌を中心とした、ヒリヒリ感や灼熱感など多様の痛みがあります。しかし見た目に異常はなく、食事時には不思議と痛みがありません。更年期以後の女性でストレスを感じている人に見られる事が多いです。
恵佑会札幌病院 歯科・口腔外科 山下先生
北海道新聞 2009.5.13