厚生労働省が発表しました「平成20年人口動態統計月報年計の概況」によりま
すと、口唇・口腔及び咽頭の悪性新生物による死亡者数は、6,577人で、19年に
比べ178人増えました。
死亡総数に占める割合は、0.6%。人口10万人対の死亡率は5.2%で、19年より
0.1%伸びています。
調査は、平成20年1月1日~12月31日間の出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の届
出に基づいて行われました。
死亡数は、114万2,467人です。
死因で最も多いのは「悪性新生物」の34万2,849人で死亡数の3割を占めており、
ついで多いのは「心疾患」18万1,822人、「脳血管疾患」12万6,944人で、この3死
因で死亡数の57%占めます。
「悪性新生物」の主な部位別死亡数は、
男性の場合、肺、胃、大腸、肝の順。
女性の場合は大腸、肺、胃、乳房の順でした。