糖尿病と歯周病。この二つに密接なつながりがあることが、最近の研究で分かってきた。糖尿病患者は歯肉炎や歯周炎(歯周病)を起こしやすく、歯周病の糖尿病患者は血糖のコントロールが難しくなる、という悪循環だ。歯の健康は全身の健康維持に欠かせず、医師と歯科医師が連携したチーム医療が重要だという。
「糖尿病患者は健康な人に比べて歯周病に2~3倍かかりやすい。糖尿病と歯周病の両方にかかっている患者は血糖コントロールが悪くなりやすく、心疾患や腎疾患が悪化しやすい。
東京新聞 2009.5.19