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マウスガード 部活で試そう

 マウスガードは、歯を覆うように装着するU字形のプロテクター。衝撃を吸収して、口中のけがなどを防ぐだけでなく、脳振とうの軽減にも効果があるといわれている。最近では、身体接触の少ない競技でも使用され、女子ソフトボールの上野由岐子投手が装着していることが知られている。「かみ合わせが良くなって力が入り、競技能力も向上する」とされる。
 県中学校体育連盟と県高校体育連盟などによると、公式戦でマウスガードが義務付けられているのはラグビーとボクシングだけ。同医師会が02年、県内すべての中学・高校の運動部顧問を対象にした調査で、柔道やバスケット、サッカー、野球などで口中のけがが多く発生していることが分かった。
         愛媛新聞 2009.7.5