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「呑気症」

「呑気症」はのみ込んだ空気が胃腸にたまり、げっぷやおならが増えるのが特徴だが、原因がはっきりせず、有効な治療法がなかった。
 意外ばようだが、消化管内のガスの6~7割はのみ込んだ空気で、食物から発生するガスは1割しかない。では、いつ空気をのみこむのか。小野さんによると、人はだ液を飲む時に、3~5CCの空気を同時にのみ込む。「それ自体は異常ではないが、頻度が増えると病気になる」と話す。
         読売新聞 2009.8.27