歯の黄ばみは、食べ物の色素などが歯の表面に沈着し、歯がくすんでしまう状態だ。歯科衛生士の北原文子さんは「陶器につく茶渋のようなもの。お茶をはじめワインやカレーなども歯を着色しやすい」と話す。
食後の歯磨きで黄ばむのを抑えたり、汚れをとることが可能という。食べかすが残ると、口臭や虫歯の原因にもなる。しかし、しっかり磨こうと力を入れすぎると、歯が削れたり、歯ぐきを傷つけかねない。北原さんは、げんこつ握りではなく、ペンのように持つ「ペングリップ」か、指先で歯ブラシを持つ方法を勧める。
毎日新聞 2010.4.15