おしゃぶり使用で歯並びが悪くなるのではなどと「不安」を感じる母親が8割。乳児の口腔ケアを研究しているコンビの「プライマリー・オーラルケア研究会」が、全国の3歳までの子供の母親455人に実施した「赤ちゃんのお口調査」からこんな結果が出た。
全体の半数近くの48%がおしゃぶりを使用していたが、赤ちゃんへの授乳方法により差が表れ「母乳派」は39%、「ミルク派」は69%だった。
おしゃぶりを使うことで「不安」に感じる内容は「歯並びへの影響」(43%)、「赤ちゃんがいやがる」(36%)、「出っ歯」(33%)。不安があっても「誰にも相談していない人」が46%にのぼり、小児科医(7%)、保健師(6%)、歯科医師(3%)ら専門家に相談した人は少数だった。
東京新聞 2010.4.20