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口内細菌 緑茶は熱湯で

口臭対策には緑茶もお勧めだ。緑茶に含まれるカテキンに、殺菌作用があるからだ。ペットボトルの緑茶は、使っている茶葉の量が少なく、60度程度の湯を使っている。製造過程でカテキンの構造が変化してしまう場合もあり、カテキンの量は半分ほどしかないため、茶葉を使っての飲用を勧める。
 カテキンをよく含んでいるのは二番茶、三番茶、夏茶。飲む量は「1日5杯以上」がベストだ。緑茶はカフェインも含むが、食後に飲めば胃への負担も少ない。
 一番風味がいいのは、60度の湯で入れる方法だが、殺菌効果を最大限に引き出す入れ方は、3グラム(茶さじで軽く2杯)の茶葉に対し、沸騰した湯200mlを急須に入れる方法。すぐに湯飲みに入れず、2分待ってじっくり成分を抽出してから注ぐのがポイントだ。
               日本農業新聞 2010.6.3