記事一覧

心と食を支えるお口のケア認知症について考える②

 認知症における食の問題としては①自分で食べない、②食べてもすぐに止めてしまう、③口を開けてくれない、④食事を口の中にため込んだまま飲み込まない、⑤他の方の食事を食べてしまう、⑥ティッシュなどを食べてしまう、など多数あげられますが、これによって低栄養状態が引き起こされかねません。
 このような認知症の方の健康を支えていくために重要な役割をなすのは、認知症を抱えている家族であり、周囲の人々となります。認知症に関しての口腔ケアのエビデンスは未だ確立していないと言われています。
                      北海道経済 8月号