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インプラントで困ったら4 人工歯根で入れ歯支える

入れ歯の苦労を聞いた大阪大歯学部付属病院・咀嚼補綴科教授の前田芳信さんは、インプラントを使った「オーバーデンチャー」と呼ばれる着脱式の入れ歯を提案した。歯茎に1~6本の人工歯根を埋め込み、接続器具を付けて、入れ歯を着脱できるようにする。接続は、磁石式やホック式などがある。前田さんは「インプラントは多い方が安定するが、それだけ高額になるので、少ない本数から始め、必要に応じて増やしていくこともできる」と話す。
                     読売新聞 2010.7.26