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食のリハビリ外来開設 福島の診療所 食べ物や改善法指導

 脳卒中の後遺症や神経疾患、認知症、加齢などで食べることや飲み込むことが困難になる「摂食・嚥下(えんげ)障害」。原因が分からないまま、ものを食べて窒息したり、「のどに詰まらせるから」と食べ物を口にせず、栄養が不足することが課題とされる。
 福島市の上松川診療所(春日良之所長)は4日までに、同障害の診療、指導を専門とした歯科口腔外科「食のリハビリテーション外来」を開設した。歯科口腔外科が同障害を専門とするのは県内でも珍しいという。同障害の原因を探り、患者に「口から食べる」ことを続けてもらうことが狙いだ。
                   福島民友 2010.8.5