変色した歯を白くし、歯の形態などを美しく整えるのが審美歯科治療。「白くきれいな歯は欧米ではステータス。日本でも、若い女性や中高年者の間でニーズが高まっている」と、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の吉山昌宏教授(歯科保存修復学)は話す。黄色や黒褐色に変色した歯を白くするのが「ホワイトニング(ブリーチングともいう)」だ。
「神経を抜くと、歯の再生力が失われる。できるだけ歯の機能を残す」という近年の流れに沿い、歯を削らず、漂白剤を用い歯の中の色素を分解する。
山陽新聞 2010.8.16