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喫煙者は歯グキの血流が極端に悪く、歯周病の初期には出血などの症状が現れにくく要注意

みなさんの中には「タバコを吸っても歯の健康自体に影響はない」と思っている人がいるかもしれません。しかし実は、喫煙は歯周病を引き起こす重大な危険因子なのです。タバコを吸うと体内の血流が滞り、さまざまな病気にかかりやすくなります。歯周病も、その例外ではありません。まずタバコの煙は、歯グキの毛細血管を収縮させ、歯グキの血流を低下させます。さらに、肺から体のすみずみに酸素を運んでいる、赤血球成分のヘモクロビンの数を減少させるのです。
                      わかさ 2010.7