健保連は21日、健保組合の23年度予算早期集計結果を発表したが、全組合(1447組合)の約9割が赤字となる見通しとなった。
経常赤字は過去2番目となる6090億円だが、過去最高の527組合が保険料率を引き上げたことや、景気回復で標準報酬月額と賞与の増加を見込んだことで、赤字額は22年度より532億円減少している。
経常赤字は4年連続。ただ平均保険料率は7.92%で、23年3月時点での積立金は法律準備金を含めて2.8兆円ある。
「国保情報(国保中央会発行)№1006~1007より転載」