1.口の中を清潔に
歯磨きで歯垢をキレイに除去することが大切。さらに、舌苔のそうじも習慣に。歯を 磨いた後、舌の上を歯ブラシでやさしく、2~3回こすりましょう。舌への刺激が少 ない舌専用のクリーナーもあるので、試してみてもよいでしょう。
2.臭いのもとになる食べ物を控える
口臭の原因となる食べ物にはにんにくやらっきょう、にら、ねぎなどがあります。ま た、飲酒や喫煙も臭いのもとに。人と会う前などは控えたほうがよいでしょう。
3.よくかんで食べる
食べ物をよくかむと、唾液の分泌量がアップ。唾液には殺菌・洗浄効果があるので、 唾液が増えれば口臭予防にもつながります。また、食後にガムをかむのも効果的。キ シリトール入りのガムなら、虫歯予防にもなり、一石二鳥です。
4.舌の運動で唾液を増やす
舌を動かすことで唾液の分泌を促すことができます。以下の二つの舌運動を習慣に。
①口を開けて、舌を上下、左右に動かす。
②口を閉じて、歯と唇の間を通るように舌を回す。
5.口呼吸から鼻呼吸に
気づくと口が開いている人は、口で呼吸をしている可能性大。口呼吸をしていると口 が乾き、口臭の原因になります。口呼吸から正常な鼻呼吸に戻すには、鼻炎など鼻の 病気を改善すること、舌を正しい位置に置くことが大切です。
暮らしと健康 2011.6