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たまには見てみよう、口の粘膜の変化

むし歯や歯周病は、歯科の2大疾患とされ、誰もが良く知っている病気です。しかし口の中には、歯だけでなく、歯ぐき、頬、舌など粘膜で被われている部分があります。実はこの粘膜にこそ、複雑でいろいろな病気があります。口の中だけに限局したもの、皮膚科や内科の病気と関連しそれらの一症状として現れるものなどがあり、診断が難しく、中には悪性のものも潜んでいます。
 口の中にはたくさんの種類の病気があり、大半は良性ですが人間が生きるために大切なしゃべる、食べるという機能を損ない、快適な日常生活を失わせます。そしてこれらの病気の中に癌が潜んでいることもあります。大学病院をはじめとする病院の歯科口腔外科は、このような口の病気の専門科です。病院には多くの診療科がありますので、関連する各診療科と連携し、再新の検査、治療機器を駆使して治療に当たっております。どんな病気も
早期発見、早期治療が大切です。
                  北海道経済 1月号 №51