子どもが歯みがき中に歯ブラシでけがをする事故で、年間平均40人前後が救急搬送されていることから、東京消防庁が注意を呼びかけている。同庁によると、2010年までの5年間で、5歳以下の乳幼児217人が救急搬送された。
事故を防止するには、歯ブラシを口に入れたまま歩いたり走ったりさせず、歯みがきに集中させることや、椅子や踏み台の上など不安定な場所でさせないことなどが大切という。同庁では「歯ブラシの使用について、保護者らの十分な注意が必要」と話している。
朝日新聞 2012.1.28