一生のあいだに日本人の2人に1人が経験するともいわれる顎関節症。「あごが痛い」「口が大きく開けられない」といった症状に思い当たる人もいるかもしれない。以前は歯のかみ合わせが原因と考えられていたが、最近では生活習慣が発症の原因という考え方が主流になってきた。顎関節症になりやすい生活習慣を見直すことで、症状を緩和したり、予防したりできるという。
顎関節症になりやすい生活習慣に注意
■上の歯と下の歯が摂食している
■歯を食いしばる、歯ぎしりをする
■ほおづえをつく
■寝転がって本やテレビを見る
■パソコン作業などで、長時間同じ姿勢を続ける
■下あごを突き出すような姿勢
■電車や車の中で長時間居眠りする
■うつぶせで眠る
■枕が高い
日本経済新聞 2012.2.4