厚生労働省の医療施設動態調査によると、平成23年11月末現在の歯科診療所数は全国で6万8514施設で、対前月の減少数は15と3ヶ月連続の減少傾向が続いている。都道府県別では神奈川の8、北海道、長野、広島の3など、13の道県で31施設増えたものの、東京の11、京都の10など、20都府県で46施設減った。ピーク時の昨年8月に比べると、東京は28、京都は13、青森は7施設の減少となり、増加数を加味しても全体として33施設の減となっている。経営難から廃業する歯科医院が増えているからではないかという歯科医師の声も聞こえてくる。