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家族介護は「女優になったつもりで」

NPO法人の介護者サポートネットワークセンターは20日、家族介護者向けのフォーラムを開いた。この中で講演した臨床心理士は、母親の介護負担に苦しむ女性の事例を紹介した上で、「感情を込めず、女優をやっているつもりで介護するくらいがいい」と指摘した。

 「ケアから見える母娘の関係性」をテーマに講演したが、母親の介護に尽力するあまりに、「母親の家まで行くのがつらい」といった状況に苦しむ女性のケースを紹介。こうした自らの感情に罪悪感を持ち、さらに苦しみを重ねる場合があるとした上で、「介護は感情を込めようとしない方がいい。 2012年05月21日