日歯は11月1日(木)、全国統一版のデンタルチャート(死後記録)及び照合結果報告書等の使用や、全国の都道府県警察への周知を舟本薫・警察庁刑事局長に要請した。要請するに際し日歯は、8719に及ぶご遺体の歯科所見を採取し身元確認に臨んだ東日本大震災で顕在化した課題の一つとして、「全ての都道府県で必ずしも統一できていなかった」と、死後記録用紙等の不統一を指摘。日歯災害時対策・警察歯科総合検討会議等での協議を踏まえ、すでに多くの都道府県が採用している日歯デンタルチャート等に修正を加えた全国統一版「死後記録用紙」「照合結果報告書」等を今後使用することに理解を求めるとともに、全国の都道府県警察に周知するよう要請した。
日歯広報 11月5日