家族の介護をしているさなか。介護者も冠婚葬祭で出かけなければならないことがあります。体調を崩して介護が一時的に難しくなることもあるでしょう。そんな時に便利なのが「ショートステイ」です。要介護者が特別養護老人ホームなどの施設に数日から1週間程度短期間入所するサービスで、食事や入浴といった基本的なケアを受けることができます。費用は1日単位で、事業所の種類や利用者の要介護度によって異なります。食費や送迎費などもかかります。利用する際のポイントを二つお伝えします。まず、あらかじめケアマネジャーに相談して施設を探し、契約を取り交わしておきましょう。事前見学した時には、施設の雰囲気を確認しておくことも大切です。
北海道新聞 2012.12.27