現在、北海道民の口腔の健康は非常に悪い状態です。12歳児の虫歯有病率は44都道府県中40位(平成23年度ワースト5、岩手・宮城・福島除く)、成人が歯を失い始める年齢は全国平均より10~15歳早いのです。このような現状を改善するための施策として平成21年6月16日「北海道歯・口の健康づくり8020推進条例」が交付・施行され、条例の中で「虫歯予防のためのフッ化物洗口」普及を明言しました。旭川市では平成21年10月の旭川市議会における「学校等におけるフッ化物洗口を推進する決議」をうけ「全市立小学校におけるフッ化物洗口」の実施を目指し旭川歯科医師会、旭川薬剤師会もこの方策を支持し協力しておりましたが、本年1月に市内全55校において実施が完了致しました。