厚労省は3月1日、40~74歳を対象とした特定健診の23年度の受診率(速報値)は全体で前年度から1.8ポイント上昇し、45.0%になったと発表した。対象者数は約5,253万人で、受診者数は約2,363万人。政府目標の受診率70%には遠く及ばなかった。健診の結果、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まるとされるメタボリック症候群やメタボ予備軍と指摘され、保健指導が必要とされた人は約420万人。このうち指導を受けた人は約67万人にとどまった。市町村国保は32.7%だった。
「国保情報(国保中央会発行)№1090より転載」