2011年より2年間被雇用者への歯科保健指導を希望する29事業所、計
1,464名に対し、歯科保健指導を通じて、歯・口腔の健康づくりを支
援する目的に、北海道歯科衛生士会(武藤智美会長)は会員を派遣し、
本会製作のお口のチェック&アドバイスを利用した生活歯援健口プロ
グラムの健診結果を日本歯科衛生士会学会で発表するとした。健診開
始時と終了時の2回の分析で、1日の歯磨き回数の増加、歯間清掃頻度
の増加など口腔清掃関連の保健行動を中心に望ましい方向への変容を
認めた。今後ともこの生活歯援健口プログラムを利用し歯科保健指導・
健康教育のレベルアップを図れるようにしていきたい。