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認知症の食事介助

①脳血管障害を原因とする認知症
 飲み込む機能が落ちているケースが多いためVF/VE検査して飲み込む機能を確認して飲み込みやすい食事(食形態、食事姿勢)を用意する
②レビー小体型認知症
 幻視が現れる。手足が震える振戦が起きることがある。介助している人は、手を支えて安定させる。食器の下にマットを敷いて滑らないようにする
 頭がはっきりしたときに食事の時間が来るように生活リズムを作る
③アルツハイマー型認知症
 一皿ずつ出す。箸やスプーンがうまく使えない場合は、おにぎりやサンドウィッチを用意する。口の中にため込む場合は、飲み込んでから次の食材を入れる。口が開かなくなった場合は、下唇にスプーンを触れると口の動きが出る。
 北海道新聞 平成25年7月4日