9月30日開催された厚労省 医政局「歯科専門職の資質向上検討会」歯
科医師ワーキンググループ第6回会議で、本年2月第1回の会議より継
続討議されてきた「歯科医師研修の見直しについての論点」の中で、
複数年連続して研修医を受け入れていない協力型の研修施設への対応
について、原則、研修施設の指定取消を行う方針が提示された。今後、
議論を重ね、12月中旬には中間報告を行う予定とのことである。卒直
後の歯科臨床研修施設のうち、協力型施設の大半は歯科診療所である
が、研修医の受け入れ状況や指導体制などの管理体制が不十分である
施設が見受けられるとの意見も出された。同省は研修プログラムにお
ける質の維持をはかるため、原則として、複数年連続して研修歯科医
を受け入れていない協力型施設などについては、実地調査などを行い、
総合的に評価、指定取消を行うとしている。
議事録などはこちら 厚労省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008zaj.html#shingi127374