成人男性では、一日に摂取している水の量は、約2.5㍑とされ、半分を食事から、残りを水などの飲料で補っています。まら摂取量と同量の水が汗や呼気・尿などになり、体から排泄されます。排出する水が多いと脱水を引き起こします。
脱水状態になると、からだを正常に働かせようと水分が細胞から血液へ移動するため、細胞の水分が減ってしまい機能が衰えます。さらに進むと血液中の水分なども失われ、血液の濃度が高くなります。そうなると血栓が生じて血管がつまりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。
旭川市水道局 平成19年11月