2月に入って流行が全国で本格化しているインフルエンザであるが、
3日には田村憲久厚生労働相が、厚労省内の診療室で、インフルエンザ
と診断された。8日に復帰するまで自宅安静となり、その間の公務は、
佐藤茂樹、土屋品子両厚労副大臣が務めた。同省人事課によると、同
日午前中に国会内の診療所で検査した際は陰性だったが、衆院予算委
員会終了後、省内診療室で再び検査したところ、陽性反応が出たとい
う。厚労相は、身を挺してインフルエンザの流行に警鐘をならしたか
たちとなったが「手洗い、マスクなどを含めて対策、予防はしっかり
していただければありがたい」と注意を呼び掛けていた。