鳥取県歯科医師会の資金を、私的な本の出版費用などに使ったとして、同会が前会長に約265万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鳥取地裁は3日、全額の支払いを命じた。
大島雅弘(おおしま・まさひろ)裁判官は判決理由で「出版費用などは、歯科医師会の総会によって承認されていない」と指摘した。
判決によると、前会長は2005年6月、自身の政治的信条などを記した本を発行。出版費用や広告費などを、歯科医師会が裏帳簿の形で管理していた資金から支出した。
鳥取県歯科医師会の資金を、私的な本の出版費用などに使ったとして、同会が前会長に約265万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、鳥取地裁は3日、全額の支払いを命じた。
大島雅弘(おおしま・まさひろ)裁判官は判決理由で「出版費用などは、歯科医師会の総会によって承認されていない」と指摘した。
判決によると、前会長は2005年6月、自身の政治的信条などを記した本を発行。出版費用や広告費などを、歯科医師会が裏帳簿の形で管理していた資金から支出した。