国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と博報堂は17日、東京都内で記者会見し、健康によい食事メニューを独自に認証する「健康生活認証」事業を7月から始めると発表した。
糖尿病など生活習慣病の予防が目的で、レストランのメニューや宅配弁当、加工食品などが対象。同センターが設けた専門家委員会が、(1)1食当たりのエネルギー量は約600~700キロカロリーで、食物繊維6グラム以上、塩分2グラム以下など同センターが定めた基準値内(2)生活者の食の改善に向け事業者が積極的に取り組む(3)厚生労働省の安全衛生管理基準などを満たす――の3項目を審査。合格した食事メニューは「健康生活認証」マーク=を表示できる。マークの許可・使用料金は今後決める。