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三遊亭円楽の司会

先日、三遊亭円楽の司会で、江戸時代の生活・風習を取り上げる番組「大江戸なんでも番付」(BS朝日)を観ていたら、当時の江戸見物に来た庶民が、土産で買って帰る人気の品の番付表を紹介しており、なんとその最上位に、歯磨き粉がランクインしていた。番組の中では、神奈川県歯会館にある「歯の博物館」館長の大野粛英先生がご自分で入手した、その歯磨き粉の現物を、開封するシーンも流れた。洒落た包み紙を開けると、淡いピンク色の歯磨き粉が現れる。それが、並みいる有名土産や名物を抑えて、売上が一番だったとは、初めて知り驚いた。さらに江戸時代の人々が、いかに歯の健康に腐心していたかも紹介されていた。
                        日歯広報 2015.6.15