ノドの筋肉がうまく動かないと何になりやすい?という問題で、正解は音痴になりやすい。声帯を動かすにはノドの筋肉が必要だ。鍛えれば音痴は治ることもあるという。2問目は、口内炎に関する問題。ハチミツを塗ると早く治りやすいという。姿月あさとさんは口内炎になったことがないと話した。森田医師はすべての人にあてはまるかどうかはわかっていないと話した。3問目は、唾液を調べると何かの早期発見につながるという。それはなにか?という問題が出された。
だ液を調べると認知症の早期発見につながるという。国際アルツハイマー病協会の会合で、認知症患者のだ液から特定の代謝物質が検出されたという発表がなされた。池谷先生は、まだ最新なので、これからもっといろいろ研究がすすむと話した。
ゲストの紹介。口の中にいろいろと問題を抱えるゲストが集まった。プロレスラーは声がかれてる人が多いなどと話した。飲み込み障害について解説。異物が気管に入り窒息死することもあるという。若者にも増えている。原因として、かまないで飲み込む食事が中心となっており、飲み込む力が弱っているという。飲み込む力が弱い人は脳の検査をしたほうが良いという。
飲み込みづらいという症状は、脳の障害から来ていることもあるという。脳梗塞や、脳に腫瘍が出来ていることがあるという。食事中や食事にむせたり、席がよくでる、食後にたんがからみやすい、、周りの人で食事の好みが変わった、夜咳き込んで目が覚める、この中のひとつでもあてはまると飲み込み障害の可能性がある。
森田医師は、年をとると飲み込み力は衰える、死因3位の肺炎は、誤嚥による肺炎が多いと言われている。口には300種類の細菌がいるが、肺に入り炎症を引き起こし肺炎になる。歯周病菌もリスクとなる。歯磨きをキチンとすることも大事だ。
生井医師は、飲み込み力のチェックとして、パタカラチェックを教えた。ぱ、た、か、ら行が上手く言えなくなるという。島谷、松村は完璧だった。天龍源一郎も完璧だった。これは、飲み込み力のトレーニングにもなる。
2009年に東京マラソンで心肺停止となった松村邦洋の日常を伝える。ものまねでのどを酷使している。ウーロン茶で鼻うがいをしているという。今夜は豚もやしポン酢を作っていた。1回でボトル半分使っている。加湿器をかけ、濡れタオルをかけ、湿度を高くしているという。
独自のノドケア法を披露した松村。耳鼻咽喉科の検査をしたところ、ノドが炎症していたという。仕事以外でノドを酷使するのはよくない。ずっと使っているとポリープができるという。がんになることはないが、これににたがんもあるので注意が必要。さらに、湿度が高すぎることで、夏型の過敏性肺炎になり、ひどくなると、呼吸困難になるという。とくにエアコンにはカビが生えやすい。エアコンは使用後、送風モードにして30分ほど内部を乾かすと良い。また鼻うがいもお茶でやると粘膜を痛めるので良くない、生理食塩水で行うとよいと話した。
2年前のどにポリープがあったというが、ほっておいたら治ったという。部屋で鍋にお湯をわかし、蒸気を顔をあてているという。加湿器は買わないという。蒸気の上で熱唱していた。次にネギを首に巻いた。検査すると、ポリープはなかったという。やっていることは効果が期待できないと話した。
姿月あさとが体験したノドの病を紹介した。去年12月、公演後、自宅に帰った声がでなくなった。急性喉頭炎になったという。最初はウイルス感染で起こる、免疫が落ちるとなりやすい、まれに逆流性食道炎でただれることもあるという。1か月声を出せず、安静にしていたという。スタジオで、前兆はなかったと話した。舞台は乾燥していてホコリもたっているのでそういったことも関係していたのではと話した。
急性喉頭蓋炎について解説。細菌などに感染すると死の危険もあるという。実際の患者の映像を紹介した。呼吸困難がすすみ、気管を塞ぎ、こわい病気だと話した。年間何十人かが亡くなっているという。
喉頭蓋炎の初期症状として、ふくみ声、発熱、ノドの痛みなどを紹介した。島谷ひとみは扁桃腺が腫れやすいという。ライブのリハーサルの前、ノドを動かしていた。ノドの筋トレだという。
島谷ひとみのノドケアを紹介。1500円するというマヌカハニーの、のど飴を食べていた。龍角散のど飴をお湯で溶かし、ドリンクにしているという。また、歌う前は蒸気マスクでノドを温めている。1500円のマヌカハニーのキャンディは、たくさんなめるとしびれるくらい効くと話した。久本雅美がプロポリスの原液をつける話をした。
去年つんく♂が喉頭がんにより声を失った。喉頭がんが進むと声帯を摘出しなければいけない。立川談志や忌野清志郎もこの病で亡くなった。患者数は増加している。最大の原因は喫煙だ。声帯を摘出した松山さんは、食道発声で声を出している。喉頭がんの初期症状をチェックする。声枯れがある、ノドの痛みや異物感がある、呼吸がしにくい、食べ物が飲み込みにくい。すべて当てはまっているという天龍。 喉頭がんの2大リスクはお酒とタバコ。これらの症状が思い当たる方は注意するよう促した。
口の悩み1位の口内炎について紹介。主な原因は口の中を噛んだりして傷ができたときに細菌に感染、ストレスや寝不足など免疫が低下すると起こりやすい。ビタミンCが不足することも一因といわれる。シールやはちみつでなおりやすい。効果的な予防法はうがい。口の中を清潔に保つことが大事。カビが原因のカンジタ性口内炎も紹介。ヒリヒリした強い痛みなどがある。さらに、似た症状がある舌痛症について紹介。見た目にはかわりないが、舌の痛みやしびれがある。40代以降の女性が8割を占める。主な原因は自律神経の乱れと言われている。東京医科歯科大学の歯科心身医療外来を紹介。味覚障害や、口臭など、様々な悩みに対応する専門外来だ。舌痛症に悩む人に話を聞いた。まわりの理解が得られないことが一番つらいと話した。舌痛症チェックの紹介。口の中がやけどしたように痛むことが2時間以上続く?朝よりも夕方や夜のほうがつらい?何を食べても苦く感じたり、塩辛く感じることはない?口の中が乾く1か月以上続くことはある?これらにひとつでもあてはまる方は専門医に診てもらうよう促した。
舌痛症は、まわりに訴えてもわかってもらえないのは辛いと話した。血液検査でわかる場合があるので、歯科口腔外科か、耳鼻咽喉科で調べてもらうと良いと話した。