広島大学大学院医歯薬保健学研究院の二川浩樹教授とエーザイ、歯科医療情報システムが主力事業のメディア(東京都文京区)は、入れ歯や歯ブラシを24時間防菌できる防菌スプレーを共同開発した。二川教授の開発した固定化防菌成分「Etak(イータック)」の成果を応用し、吹きかけるだけで、防菌効果が持続する。歯科医院ルートを活用し今月から販売に乗り出し、従来にない衛生用品として普及を目指す。
今回開発したスプレーは、入れ歯用「Etak義歯防菌スプレー」と歯ブラシ用「同防菌スプレー」の2品を揃え、販売展開を図る。